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富士通ESPRIMO D5390改造記(トラブルそして迷走編)
どうもこんにちは。今回もESPRIMOの改造記事です。
前回のおさらいはこちら。
この時点での残課題を潰していきましょう。
PCI-SATA増設
前回書いたとおり、SATAポートが全部埋まっているので、PCI-SATAボードを増設する必要があります。
が、PCI規格ってあまり見かけないわけで…(PCI-Eのほうが圧倒的に多い)
色々探してみましたが、ラクマにて
このボードの動作品(使用時間は短いとのこと)を購入し、ライザーカードのPCI側に接続しました。フルハイトなのでそのままいけます。
HDD増設・交換
無事SATAポートが増設できたので、HDDを増設します。また、もともと入っていた3.5インチHDDも交換します。
2階建てマウンタのもう一方に、余っている2.5インチHDDを乗っけました。これで一台増設できました。
また、下側にいる3.5インチHDDを取り外して、取り外したHDDは静的バックアップとして保管して、データ用に使う3.5インチHDDを発注しました。
こんな感じの普通のHDD(1TB)ですね。個人的にHDDは東芝が好きなので。
後は電源ですね。RAID仕様なので2本電源がありましたが、そのうち1本を
これで分岐します。こうすることで電源を確保できるようになりました。
なんか配線がごちゃごちゃしているのは気にしない。
トラブル発生
openSUSE上で、ちゃんとSATAボード及び、各ドライブが認識しましたが、マウントは手動でパスワードが必要というちょっと面倒なことになりました。(Linuxでは普通なのかな?)
その後、ディスクユーティリティで自動マウントするようにしたのですが、
そのせいで起動しなくなりました。
というのも、起動時にパスワードを要求するのですが、パスワードを入れてもコンソールから先に進まなくなったわけで…
解決策があるのかもしれませんが、でもマウント関係も面倒なのでWindowsに戻すことに。
以前作ったインストール用USBでインストールしようとしたら、こっちも途中で止まってしまうため、最終手段として、もともと入っていたHDDからクローンすることとしました。
https://www.ainex.jp/products/hde-09/
ウチにはこのクローンスタンドがあったため、ソフトウェアでクローンする必要なく、取り外してSSDを再度付け替えると…
無事起動しました。
もちろんWindows上でもSATAボード及び各ドライブを認識しました。
そこで、
・SSD:起動・OS用
・3.5インチHDD:データ用
・2.5インチHDD:動的バックアップ用
と振り分けました。
ちなみに、SATAボード上にもBIOSがありますが、SATAボードから起動は出来ないようで、M/B直にいないとだめなようです。
ファン交換
一応正常に動いてはいますが、「汚れが酷い」という理由でファンを交換することにしました。
で、何を思ったか、「どうせなら光らせてみようぜ」というアホな考えが出てしまい、LED付きのファンに交換することにしました。
事前調査から、大きさは92mm,PWM4ピンであることが分かっているので、
これの緑色をチョイスしました。緑色なのはちょっと安かったのと、個人的に好きな色だからですね。
とりあえず取り付けて電源だけ入れてみると、こんな感じでちゃんと光ります。風向も正しい。
なので組み戻すと…
何 だ こ の バ カ バ カ し さ は ?
ここに珍マシンというか、アホマシンが爆誕しました。
ちなみに…
ピンが一本余ってしまっているのですね。害はないですが心理的にヤダ。
これもどうにかしたいところです。
実際に動かす
Win10に戻した状態で、とりあえず一通りの動作をさせてみました。
後ろでつべを周回再生させながら雀魂やるのは余裕ですね。
1440p 60fpsの動画もまあ再生できますね。
シネベンチを回しても、CPU温度は高くて65℃とまあ許容範囲ですね。
(なお、Tcaseは72.6℃、TjMAXは105℃です。)
これでESPRIMO D5390の改造は一通り終わり…のハズでしたが、ちょっと気になる点が出てきたので、次回まで続きます。
読んでくださりありがとうございました。