スキマ時間のひととき
スキマ時間のひととき。
息子、頑張ってる、ほんと。
困難にぶち当たり荒れるに荒れたこの数ヶ月。自分でどうする事も出来ない事へのモヤモヤ、イライラ、もどかしさ。出来ないことへの罪悪感との戦い、何がどうして無理なのか、と模索する日々。
冷静になる事も出来ず、お弁当箱を投げ飛ばして、呼び出されたり(笑)投げてしまったことへの気まずさは、私の黒歴史で帳消しに。(ママは部屋で消火器投げたから…大丈夫、あはははは💦血は争えない…… )
試練の続いた2年間は、巡り巡って繋がっていたのかな。あの時伝わらなかった言葉が今伝わった。それでいい。伝える時にもタイミングがある、と教えてもらったその言葉を信じていたから。全てに無駄はないから、と。
とにかく毎日聞く、話す。
便利なラインやSNSも使うけど、それは連絡事項にとどめること、と二人で約束した。
生きた会話を心がける。それは、人に何かを伝えることが苦手な君の為の訓練になるから、と。
生きた会話は、後回しにできないから、その瞬間のその時だけのもの。もちろん言わずもがなな事もあるけれど、それはそれで、口から出てきた言葉は無条件でお互いに受け止めようと。
おかげで、最近は他人ともスムーズに話せるようになって自信にも繋がってきた。日々の何気ない訓練が身を結ぶ、この喜びは何事にも変えられないのだね。
今日お友達の小さなお子ちゃまと会った時に思い出した。
立てるようになった。
喋れるようになった。
あれもこれも出来るようになった。
さまざまな幼少期の喜び。
ああそうだ、あの頃と同じ喜びじゃないか、と。
小さい頃はひとつひとつの成長を手放しで喜んできたんだ。大きくなるに連れて、出来て当たり前、それぐらい何で出来ないの、という親のエゴが支配する。しばらく忘れていたこの喜びを思い出させてくれたお友達と子供達、そして息子に感謝だ。
日々の何気ない時間でも、共有した時はとことん付き合おう。本気で、真剣に。これは自分に課した課題。それは、お互いの心の中に必ず実を結ぶと思うから。