領域展開をマスターできるかもしれない。
「意識空間を創るんです」
初めに聞いたときはぽかーんとしてしまった。
自慢ではないけど、
私は声が小さい方だ。
「え?」「なんですか?」と
聞き返されることは多々あるし、
人に声をかけたときにスルーされて
「あ、聞こえなかったか、、」
としょんぼりするし
店員さんに
「すみませーん」と声をかけても気づかれない。
大きな声出せ、とか
自信をもってしゃべればいい、とか
もっと喉を開いて、とか
アドバイスはいろいろ受けてきたけれど、
そんなに改善することもなく
(というか、大してする気もなかった)
この年まで来てしまった。
昨日の講座で
超インスピレーショントレーナーの西村強さんには
(何度聞いてもすごい名前だ)
今までとはまったく違う
「意識空間を創って、想いを伝える方法」
を教えてもらった。
座学はまったくない
お手玉や粘土を使った体感型の講座。
最後に
「自分が大事にしたいこと」をスピーチしたとき、
1回目は部屋の中の参加者にだけ意識が向いていた。
それを西村さんに指摘されたうえで
「どのくらいの人に届けたいです?」
問われてとっさに「世界」と口走った(笑)
ただ、言った瞬間に
私の今のエネルギーではぜんぜん世界に届けるには足りないな〜
思い直した私は
「じゃあ、東京都で」と設定を変更。
「都知事選挙にに出て、東京都民に向かって演説している」
イメージを持って、エネルギーを空間に広げる。
「自分の才能や能力を世の中に分かち合っていきたい。
それに私が、いいなと思う考え方や商品、サービスも広げていきたい。
そうすれば、世界はもっともっとよくなると思うから」
1回目よりも自然に息が吸えて、
ひとつひとつの単語を丁寧に発音できて、
動きが出ている感じがした。
最後に
「もっと、もっと」と口にしたとき、
息がふっと通って力をこめられる感じがした。
参加者の方から
「社長のスピーチみたい」
とフィードバックされたのが驚きだった。
今は意識空間とは
呪術廻戦でいう領域展開みたいなもんだと
勝手に理解している。
領域展開は呪力でつくりあげた空間で
他者に影響を与える。
意識空間はエネルギーでつくりあげた空間で
他者に影響を与える。
似たようなもんじゃないかなあ?
領域展開をマスターできるかもしれない。
ちなみに、粘土作品は
「いいものが中心にあって、広がっていく」
イメージです。
(太陽っぽくなった)
文章でもこの意識空間を創って届ける手法は応用できるらしいので、試してみたいな。
吉澤 香子