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「交換小説」をしていたなんて、人類の1%もいないと思うよ。

中学2年生の時だった時の話です。

友達と「交換日記」ならぬ
「交換小説」をしていたことがありました。

「交換日記」は
あなたもご存知の通り、
1つのノートに交互に
日記やメッセージを書いて読むもの。


それに対して
「交換小説」は
2人で交互に小説を書いてゆくものです。


たとえば、
私が第1章を書いたら
相手が続きの第2章を書いて、、
さらに、私が第3章を書いて、、
という感じです。


複数の人で書き上げる、という意味では
リレー小説、という分野にあたるのかもしれません。


「交換小説」をはじめたきっかけは
1年の時に仲が良かった友達と
2年の進級時に別のクラスになったことでした。


学生時代って、
クラスが違うとしゃべる機会が減って
急に疎遠になったりしませんか?


休み時間のたびに
別のクラスの友達のところに
おしゃべりに行ったりはしにくい雰囲気だったり。
(あの感じ、なんなんでしょうね?)


当時は携帯電話も持っておらず、
インターネットも普及していなかったので
メールでやり取りすることもできない。


そこで、
フローピーディスクに文書ファイルを保存して、
それをこっそり学校で渡す、なんてことをはじめたのでした。


小説の最初の設定は、
学校でいじめられて人生に絶望した系女子が
学校の屋上から身を投げて異世界に飛ばされる、というもの。


昨今、流行りの異世界転生ものとは違って、
特殊能力が身についたりはしませんが、、


イケメンのヒーローと
運命の出会いをしちゃってあら大変。
というストーリーだったと思います(うろ覚え)。


当時
「天空のエスカフローネ」
というアニメのノベルズ版を読んでいたので、
まんま設定をパクってます(笑)


ただ、出だしこそ決めていたものの
先の展開の打ち合わせなんてしていません。


お互いに好き勝手に書いていたので、
展開はめちゃくちゃ。


私がヒロインとヒーローの
王道恋愛話に持って行こうとしても、
相手が他の男性キャラを入れてきて、
ヒロインがそっちになびきそうになったり。


結局、展開に収集がつかなくて
にっちもさっちもいかなくなって
未完成で終わった記憶があります。


今振り返ると、
当時は自分の家にパソコンがはじめてきて
とにかくキーボードで何か書きたい!
と思ったのかもしれませんw


後半になるにつれて
小説の本文よりも
今やってるゲームの進捗とか
面白かった本の話とか、自分の近況とか
ふつーーの交換日記に近づいていました。


ただ、
自分が思ってもみなかった展開を
相手が繰り出してきたりするので

「そう来たか!」
「じゃあ、私は続きをこう書くぞ!」

そんな風に
なにが生まれるかわからない
びっくり箱のような楽しみがありました。


そんな「交換小説」の話を
先日、しーくん(椎原崇さん)との
コアストーリーコンサルでなにげなく話したところ、


「それ、人類の1%もやってないと思うよ。初めて聞いた(笑)」と
珍しがられました。


いやね。
私も「みんな交換小説してる!」とは思ってないけど、
小説好きーーーな人の何割かはしていると思ってるんです。

特に、noteには書くことが好きな人も多いので、けっこういるとは思うんですが、みんな黒歴史として隠してるのかな?
どうですかね??


「同じことやってた!」とか
「そんなん聞いたことない!」とか
コメント欄で教えてくださると嬉しいです^^

吉澤 香子


P.S

サムネの画像は男女になってますが、交換小説をしていた相手はもちろん女性です(笑)。

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吉澤香子/コピーライター
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