そこにはきっと何かがある
大人リトリート in 沖縄
いよいよ最終回です(笑)
大人が合宿してまで何を得たいのか?
何に向き合うのか?
思い方は人それぞれです
私は、無駄な事は何もないと思う派なので、とりあえず飛び込んでみます
きっと参加することになったのも意味のある事だと思ったし、だってキャンセル待ちからの更にキャンセル待ちでの参加だったから(笑)
台風の影響で当日もどうなるか心配されたしね
どういう経緯だったとしても、必然的に用意された道というものはあるんですよね
合宿ともなると団体行動は必須で、もちろん寝るのも大部屋に雑魚寝
もう大人なのでね、誰と一緒になってもお話しくらいはしますよ
けどやっぱり団体行動は苦手で協調性がない(笑)
一人になりたいって思う時もある中で、ふと二日目の夜に、私にとってこのリトリートは何を感じて何を得る事があったのだろうかとふと自問自答していました
答えは出ない
やっぱり初対面の人たちと過ごすことのストレスは大きいなぁ、ただそう思いながら眠りについたのでした
本当に得ることは何もなかったのか
次の朝、「あった、得ることはあった」と頭にパーんて入ってきました
たいていの大人は、新しい出会いにストレスを感じてきます
出来ることなら、今ある環境で仲良い人たちと変わらない日常がおくれたらそれでいいと満足する
だってお互いを知り尽くすまで相手がどういう人かわからないから気も遣うし、慣れるまでに時間もかかる
こういう時間を億劫に思うから、新しい世界を見ようとしないし、関わろうともしない
全員と仲良くなることはないのかもしれないけど、その中のたった一人気の合う人と出会える奇跡もあるかもしれない
本当に今回の合宿は何もなかった?
どこか一人行動する私を不思議に思われながらも、同じ部屋になった人たちとお菓子食べたり、お布団に入ってからのお喋り、色んなお話しが出来たおかげで私を受け入れてもらえやすくもなり、皆とのコミュニケーションも取りやすくなっていました
人とのコミュニケーションが苦手だし面倒だから、出来れば一人がいいとかそういう選択もあるでしょう
けれど団体でいたからこそ、意思疎通を図り、何かを一緒に作り上げていく、そういう時間のお陰で苦手と思ってた事が案外簡単に崩れていき、人と関わるのも楽しいもんだなって思えるのでした
人と人が関わりやすいようにワークも考えられており、こうやってお手紙の交換などして、誰かを思い誰かの為に心を込めて手紙を書く
自分を見てもらえている、それだけでも嬉しい事ではないでしょう?
わざわざ団体行動を選ばず一人で完結できることも多々あると思います
けれど、誰かと何かをするのも悪くないよ
きっと仲良くなる最初の過程が、誰しも面倒だし不安もあるから避けたくなるのだと思います
何かを完成させるとき、達成するとき、感動するとき、一人よりも誰かと一緒の方が楽しいのは間違いありません
いくつになっても、新しい出会いは刺激にもなるしとても楽しいです
大人だからね
100%知り尽くさなくてもいいんです
私はこうやって、一人でいいやって思う人を、
そこには何かあるかもしれないよ
と背中を押してあげれる人でありたいです
確かに出会いはそこにありました
何もないなんてことはない
同じ思い出を多くの人と共有できるって凄いことですよね
きっと何年か後にも
「あの時は~」って思い出しながら話せるでしょう
この合宿を通じて、私は人と繋がる事、関わる事の必要性を学んだ気がします
世界は広がる
広げるか広げないかは自分次第