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●建築の現在地

こんにちは。
ハッピーすまいコンサルタントの
しのぽんです。



建築が
人間の集合意識を物質化して
現実にシステムとして固定するもの
だとしたら、

インターネットが
人の意識と感情をつなぎ
増幅させる時代には、

そのシステムは
作った瞬間から、むしろ計画した瞬間から
時代に合わなくなる。


だから、


建物を早く作るために
BIMで設計作業を効率化する。
3Dプリンターを開発する。

プロセスエコノミーで
建物を作っている間にも
お金を回す。

リノベーションで
インフラとして長い時間を生きる建築を
もう少し短い時間軸で活用する。

建築の緑化は、
「環境保全」という文脈よりも、

植物の時間軸を
建築に取り入れることで、
より人間の時間軸にフィットする
建築を作りたい、
という欲望のあらわれだと思う。


つまり、


今、建築の世界で起こっているのは、

都市の(システム側の)
ハードなインフラとしての建築

から、

人間の感情を乗せる(人間側の)
ソフトなインフラとしての建築


への

建築の概念の転換。


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篠田京子の建築心理学
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