HOUSE OF GUCCIが面白かった
皆さま、お久しぶりです♡
7年前にnoteを開設し、しばらく更新を怠っていたのがコロナをきっかけに少しずつ復活させ、密かにフォロワー100人を目指していましたが、7月31日にようやく100人達成しました!フォローしてくださった皆さま、そして「スキ」をくださる皆さま、いつも本当に有り難うございます。次は200人を目指して頑張ります!
さて、私は夏休みの海外旅行から帰ってきたところです。湖でのんびりしたり、音楽祭を聴いたりしてリフレッシュしました。なにより、向こうで現地の人たちとの交流が一番の楽しみで、私は一人で旅をするので比較的気軽に声をかけられるし、レストランやカフェの店員さんも気をきかせて相手してくれます。見知らぬ外国人とのコミュニケーションで、心が洗われ、新鮮な活力をもらってきました。
noteフォロワー100人達成記念に何か記事を書こうと思い、Twitterで2択のアンケートを取ったところ、スイスの絶景と音楽祭についての記事への投票が100%でしたので、時間がある時にゆっくり書きたいと思います。演奏会の様子と共に、おすすめレストランやアクティビティなどご紹介しますね。
ひとまず日本に無事帰国して落ち着いたところですが、帰国便で見た映画「HOUSE OF GUCCI」が面白かったので、夏休み中の暇つぶしにオススメです。
GUCCIはメゾンの創業者一族によるファミリー企業でしたが、やがて50%の株を相続することになるマウリツィオの結婚相手パトリツィアがズル賢い身分違いの女性で、家族をそそのかして夫に50%以上の株を入手させるよう仕向け、GUCCI を夫に乗っ取らせます。その後マウリツィオとは離婚するものの、殺し屋に彼を殺害させ有罪判決となり服役した、という実話をベースにした映画です。今現在、GUCCIの経営陣には創業一族の人間は誰も入っていないのだそうです。レディーガガ、アルパチーノ等豪華キャストなのも魅力で、12時間のフライト中にフランス語吹き替えバージョンと日本語吹き替えバージョンとで合計2回見てしまいました。映画に出てくるデザイナーはおそらくトム・フォードのことだと思いますが、お家騒動の傍らで彼は1992年に2億3000万ドルだったGUCCI の収益を、2003年には約30億ドルにまで増やしたのだそうです。その後もトム・フォードは自分のブランドを立ち上げ躍進を続けていますね。
GUCCI一族の悲惨な顛末は、ファミリー企業の成れの果て…と言ってしまえばそれまでですが、これほどまで全てを失うとは、なんという呪いかと…。そこで思い出したけれど、日本でも家族経営の老舗家具屋で株買収による乗っ取りがありましたよね。「家具屋姫の乱」などとオモシロおかしく言われていましたが、主役が実の父娘であったのでGUCCI一族のように血生臭いところまではいかなかったのが救いでした。「欲」は人を変えるし、また他人の「欲」を見抜いて握り、それを利用して人を操り支配する人間が、世の中にはいるのですよね。
ところで今回初めて乗ったスイス・エアは、行きのフライトで2回目の食事がじゃがいもとチーズのハッシュポテトのようなメイン料理だったのですが、付け合わせのサラダがポテトサラダでギョッとしました。食事はそれほどでもありませんが、スイスのワインは赤も白も美味しかったです♪