お久しぶりのご挨拶
皆さま、ご無沙汰しております。
亨子(きょうこ)です。
しばらくnoteから離れている間に、14年近く所属した会社を退職しました。
いまは、週3で母校のアシスタントをしながら、自分でもしごとをしていこうとしています。
これまでのこと、これからのこと、いま感じること、自分の言葉で綴っていこうと思います。
さて、昨日9/1は防災の日。
私が住んでる地域では、学校や保育園などで引き渡し訓練が行われました。
子どもたち3人が全員違う場所(小学校、保育園、療育園)にいるので、時間や対応がそれぞれ違って混乱しつつも、夫と分担して一日を乗り切りました。
長男は3年生ですが、私が学校の引き渡し訓練に参加するのは初めて。
これまでの2年間は学童の先生にお願いしていました。
11時過ぎにお迎えなので、前職の制度、半休と1/4休(しかも回数制限あり、時間休などはなし)では対応しきれなかったのです。
いま、会社を辞めて、このようなお迎えに行けるようになって、ああ、私は自分の理想の時間割を自分で作れるようになったんだな、と感慨深く思いました。
会社の制度を否定するわけではなく、そうしなければならないことも理解しているけれど、辞めなくてもこのように理想の時間割が作れるようになったらいいな、と思いました。
そういうことを語るとき、「ワークライフバランス」や「多様性」という言葉がよく使われます。
でも私は、これらの言葉の使われ方に違和感を感じることが多いです。
だってライフの中にワークがあるのに、そのバランスをとるというのがよく分からない。
もっと家庭や自分の時間を増やそう、みたいな意味で「ワークライフバランス」という言葉が使われるのにもモヤモヤ。
仕事に100%振り切りたいときもあれば、家庭や自分のウエイトを増やしたいときもある。
それが性別や年齢関係なく、本人の希望や家族との合意があった上で自由に選べたら、みんなハッピーなんじゃないの、って思うから。
「多様性」という言葉も、もともとみんなそれぞれ違うのに、あえてそれを強調するのに違和感を感じています。
「ワーキングマザー」や「時短」というカテゴリに属するものは「多様性」の一部と認めるというような理解の進め方は、そもそも「多様性」を認めていないのではないかとも思います。
とにかく、みんなが違う状況や価値観にあるという前提に立ち、フラットに対話し、できることから助け合っていけばよいのではないかと思うのです。
もちろん、これらの言葉のおかげで、対話のきっかけが生まれるのだろうと思うので、感謝しています。
でも、言葉に縛られすぎず、本質をとらえることを忘れずにいたいと思っています。
それでは、皆さま、素敵な週末をお過ごしください✨