ラベンダーの神秘
カミュ著の「ペスト」が最近よく
読まれているという話から
ラベンダーの精油の持つ力について
思い出しています。
中世にヨーロッパでペストが大流行した際
ラベンダー畑で働いていた農夫や
皮製品に香りをつけるためにラベンダーの
精油を用いていた革職人が感染しなかった
という話はとても有名です。
そして、その後も疫病が流行ると
空気の洗浄のために
ラベンダーが焚かれるようになりました。
ラベンダーの語源は
ラテン語のラワーレ(洗う)に由来し
古代ギリシアの時代から
怒りや執着を鎮め
心身の浄化に用いられてきたそうです。
その後中世には
ビンゲンのヒルデガルトによって
ヨーロッパ全土に
広められたとされています。
ラベンダーのもつ強力な殺菌抗菌作用
こうゆう時だからこそ
身近な自然界のものに目を向けて
その力が再発見されたら
素晴らしいと感じています。。
そんな私は
職場の足元でこっそりと
ラベンダーを焚いています。。