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光遺伝学 腸で脳を操作
私は、精神科の看護師なので、脳機能や脳科学についての情報をキャッチするようになっています。
精神疾患は脳の病気。
脳を知るということがとても大切なのです。
以前、光遺伝学専門のカール・ダイセロス先生の「こころはどうやって壊れるか」という本を読みました。最新の光遺伝学に携わるひとが、精神科の医師をしていて、精神疾患を持つ患者さんのことを患者さんの視点を交えて物語ふうに書いている本です。
光遺伝学は近頃めまぐるしい成果を上げていて、
開頭して脳細胞を操作したり、ピンポイントで効果がないお薬の治療より
光で神経細胞を操作して、侵襲も副作用もない治療が叶うなら
素晴らしいことだと思います。
腸と脳が関係しているということは解っていて、
近頃は腸活も流行っています。
今日は、マサチューセッツ工科大学のポリーナ教授の研究が発表された記事を見つけました。
腸の神経細胞を操作することで、マウスの行動を制御することに成功したということでした。
脳でなく、腸を操作することで、脳をコントロールできる。
凄いことだと思います。
これから人にも応用されるようになるのだろうか。
光遺伝学はこれからもアンテナを張っておきたい分野の研究です。
光って凄い。
研究者って凄い。