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【就活】ESに書くエピソード

どうしても400字以内に収まらないんです!
いやいや100文字も書けません!
何を書いたらいいかわかりません!
これであってるんでしょうか?

ES(エントリーシート)添削希望の学生が
日々キャリア相談室を訪れます

新卒の就職活動中に志望先の企業に応募する際に
多くの場合エントリーシートの提出を求められます
志望動機、自己PR、学生時代に力を入れたこと
などを制限文字数内で記載して
書類選考で通過したら面接選考に進むのが一般的です

それぞれの記載には
エピソードも交えて説得力を持たせるのですが
このエピソードが言語化できずに苦労する学生が多いようです

そもそも大したエピソードがないし・・・
というお悩みも多いようです

でもこれ
どんな小さなエピソードでも
見せ方によって説得力のある
エピソードに仕立てることができるんです

最初に結論を言ってしまうと
意識してほしいことは以下の5つです

①具体的に書かれているか(経験の映像化)
②回りくどい表現、重複する単語はないか
③感情やリアクション記載されているか
④この経験から学んだことは何か
⑤それは仕事でどう活かせるのか


詳しく書いていきますね

ESを書く上で
制限時間内に収まらない場合は
生成AIの力を借りて文字数を整えてもらうのも有効です
この時ただ文字数を削ってもらうのではなく
「臨場感溢れるように」とか
「情景が読み手に伝わるように」とか
アレンジを加えるのもいいかと思います

ただし

エントリーシートに書かれた内容は
面接で深掘りされることが多いです
この時自分の言葉で表現していないと
深掘りされて説得力のある答えを出すのは難しいです

ですから生成AIの力を借りるのなら
そのあとちゃんと自分がしっくりくる表現になっているか
確認もしましょうね


エントリーシートに書くエピソードのポイントは
「エピソードを映像化する」
です

自分が経験してきた出来事だから
自分はしっかり映像として頭の中で再生できるかもしれない
でも伝える相手は初対面の人
あなたの過去の経験はもちろん知る由もありません

だからこそ
自分の過去の経験を映像化して
それを文字で伝える

・・・難しいと感じる人も多いかな

以下の点を意識してみると書きやすくなります

1、まずはできるだけ具体的に書いてみる
2、その経験の登場人物の「感情」や「リアクション」を内容に含める
3、「2」を残した上で、書き出した文をコンパクトにする

例えば
「大手町の駅で地下鉄の乗り場がわからなくなり遅刻しそうでした」
という文章

ここでは「大手町」という地名はそれほど重要じゃないのなら
「乗り換え駅で迷い遅刻しそうでした」
でコンパクトになります

こんな感じで、「これは別に伝えなくてもいいかなぁ」というところを
はしょったりまとめたりしてみる

色々な苦労を経て達成した経験は
全部の「苦労」を詳細に伝えるのではなく
「数々の困難がありましたが(中略)達成しました」
と表現すれば
「ん?どんな困難があったんだろう」って
読み手の方の興味を引くことになる

①周りくどくい表現になっていないか
②伝えたいことはしっかり盛り込まれているか

この二つを意識しながら
書いてみた文章をコネコネと推敲します

そしてこの経験から何を学んだのか、何に気付いたのか
それは仕事でどんなふうに活かせるのか

に結びつけます

ESに書くエピソードの最終ゴールは

①具体的に書かれているか(経験の映像化)
②回りくどい表現、重複する単語はないか
③感情やリアクション記載されているか
④この経験から学んだことは何か
⑤それは仕事でどう活かせるのか

上記が盛り込まれているかを確認してほしいなと思います

この作業、一人で黙々とやっていると
やがて沼にハマることが多いです
一通り形になったら
ぜひ第三者に見てもらってほしい
それができないのなら
一度声に出して読み上げてみるのがオススメです

書いた直後ではなく
一晩寝かせてから客観的に見てみると
違和感を感じたりもっといい表現を思いついたりします

就活で大切なことはちょっとでも動き続けること
大量に燃料を使って一気に燃え上がるのではなく
少しずつ少しずつ石炭を足して火を絶やさない感覚です

疲れちゃった時は今の思いを友達に聞いてもらうのも「就活」
どうか一人で頑張らないでくださいね


・・・って書いてるこの文章が
まわりくどくて読みづらいなぁ
私ももっと腕を磨きますハイ

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