夢をハッキリと描く
あなたの夢はなんですか?
って聞かれた時、最近は反応がくっきり2つにわかれることが多いと感じます
日頃からコーチングを受けたりワークをしたり
社内研修などで将来のビジョンを描く機会がある方は
ハッキリと思い描いた光景を伝えることができる
でもこれらの機会がない方は、
「夢」って言われてもなぁ・・・って戸惑う人が多いんじゃないでしょうか?
自動車のナビゲーションシステムに
行き先を登録しないと道案内が始まらないように
自分の人生の行き先もキッチリ定めておくからこそ
意識が目的地に向いて行動にも影響し
やがて設定した行先に辿り着けるのだと思います
そうは言っても・・・
学生との面談の中で
「就活セミナーで夢を持つように言われたけど夢ってなんなんですかねぇ」
と質問されることもよくあります
「夢」と言われたら多くの人は
夜寝ている時にみる夢を思い出すようです
「夢」ななんですか?
の問いに答えられないのなら
「やりたいことはなんですか?」
に置き換えてみてはいかがでしょうか
それでも思いつかないってこともあると思います
それだけ、やりたいことを我慢して
やりたくないことを頑張ってきた結果なのかもしれません
「やりたいこと」が思いつかない人は
「やりたくないこと」を書き出すことから始めてみてください
私自身も、自分の感情に蓋をして
いつの間にかやりたくないことに
どっぷり浸かっていることもあるので
定期的に「やりたくないこと」リストを書いています
やりたくないことを一通り挙げてみたら
その逆の視点を持つと
やりたいことが見えてくると思います
やりたいことが見えてきたら
なぜそれをやりたいのか、自分に問い続けてみます
その先に、「思い描いている夢」があるので
辿り着けるまで根気強く、なぜ?なぜ?って問いかけてみてください
例えば私の場合
やりたくないことの1つに
「満員電車に揺られること」
がありました
ここから見えてくる「やりたいこと」は
窮屈じゃない=広々としたところで過ごしたい
と出てきました
そこから「なぜ、広々としたところで過ごしたいんだろう」
って自分に問いかけてみます
→快適な空間に身を置きたい、のんびりしたい
→解放的、自然に触れたい、風通しがいいところ
色々なキーワードが出てきたところで
少し離れてそれらの言葉を眺めてみたら
「あ、海の近くで暮らしたいな」
という思いが浮かんできました
そんな風に自分に問いかけて
出てきたキーワードを書き出し
少し俯瞰してみてみると
どんどん明確にビジョンが浮かんできます
「やりたくないこと」から「やりたいこと」を探って
「なぜやりたいんだろう」を深掘りしていくと
理想の姿や状況がどんどんハッキリしてくる
このやり方で私は
海の近くの開放的な場所で
テーブルに大皿料理とワイングラスを並べ
仲間たちと大笑いしている光景が見えてきました
カーナビを使わず気ままにドライブするのも楽しいものです
だけど限りある人生の時間を大切に使うとしたら
仮決めでもいいので
一度ゴール設定をしてみてはいかがでしょうか
夢をハッキリと描いてから走り出すことで
ゴールに辿り着きやすくなるし
応援してもらいやすくなるし
仲間ができるかもしれないし
いいこと、たっくさんあると思うんです