イシューの深堀りで隠れた価値観が見えてくる⁉
平本式 現変14期Day6の振り返り、学びと気づきのアウトプット
イシューって?
「あなたと話せて良かった」
そんなふうに言ってもらえる会話をするためにも「イシューの深堀り」
イシュー(issue)とは「課題」「問題」「論争点」
しかし「問題」という言葉にはネガティブな要素を含んでいるのに対して「イシュー」はポジティブ。「これからいくらでも変えていける課題」だと捉えられます。
日常的な話でよくある、愚痴って盛り上がって、解決はしないけどそれなりにスッキリする会話。
こんなちょっとした会話でも、悩みや不満が解決出来る方法って?
たとえばこんなこと。
「会社辞めたいな…」
そんなふうに落ち込んだ様子の友達や同僚をみると
「どうしたの?なにか嫌なことでもあった?」
と、聞きたくなります。それに対して相手も
「そうなの。先輩がさ、すごく嫌な奴でさ〜私が自分で頑張ってとってきた仕事を、自分がフォローしたかのように上司に報告して、先輩の手柄みたいになってるの。なんだかイライラしちゃって…」
「そっか。それはイライラするよね!嫌な先輩だね〜」
なんて言いながら、先輩の悪口で盛り上がって、それはわかってない上司にまで飛び火して、挙句の果て
「そんな会社辞めちゃえば⁉」
そんな会話の流れが自分の記憶にも蘇ります。
本当の課題は何⁉
先程のお相手の「課題」は何なんだろう?
そこへ目を向けたとき大切なのは「辞めたい=嫌なことがあった」などと自分の概念で決めつけないこと。
初めの質問で「嫌なこと」と尋ねてしまったために、たまたまあった「嫌なこと」の一例としてこの先輩が出てきただけかもしれませせん。
更にその一例だけを聞いてそこにフォーカスすることをしなこと。
そして「会社を辞めたい」も課題とは限らない。
だからこそ、そう思った時のエピソードを聞いていく。
会社を辞めたい!そう思ったとき
「こんなことがあった」「あんなこともあった」「そういえばあの時もそうだった」
そんな、思いの元となったいろんなエピソードを受け入れることで、何がそんな気持ちにさせたのか、何を大事に思っているからなのか、そうやって相手に気づきが生まれる。
もしかすると、営業として大切にしている思いがあったのかもしれない。
もしかすると、チームの関係性について大切にしたいことがあったのかもしれない。
または、小さなお子さんがおり、仕事以前に母親として大切にしたいなにかが引っかかっていたのかもしれない。
本人も気づいていない本当の課題が、過去のエピソードの中に隠れています。
日常の会話で、楽しく盛り上がって、みんなで笑って過ごす、そんな時間も悪くない。
ただ時には、目の前に悩んでいる相手がいたら、イシューを掘り下げる話し方で、気づきが起こる価値ある時間をつくっていきたいと感じたDay6でした。