四国では、農耕地が少ないので邪馬台国は無理という説への反論
これって、理屈的にはその通りだと思います。
特にこの方の、土砂が下流にたまっていくことで平地が増え、耕作地ができるというのに、何百年もかかるので・・・というのは、ごもっともだと思います。
でも、別に「平地」だけが耕作地ではないです。
日本には、伝統的に段々畑文化があります。これは、古代の技術でぜんぜん作れます。時間と根性だけです。
しかも、皆さん、日本人て「稲作=水田」と思っているが、「陸稲」もあるのだ。アメリカでは、陸稲のほうが一般的で、輪作(? 違う畑を使って1-2年おきに変える方法)とかしないといけないけど、いったん植えたら、楽ちん。同じことすればいいだけだし。
そして、四国にはたくさん段々畑の遺跡があって、山上住居がたくさんあるのだ。
だから、「平地でないと人住めない、耕作地足りない」というのは、嘘なのだ。
そんなこといったら、長野や奈良みたいに山が多いところに失礼だぞ。
日本人は、昔から頭がいいので(たぶんDNAだろ)、工夫して生きてきたのだ。
この人の研究を見れば、実に素晴らしい。
山の高さをうまいこと利用して、高さ、温度差を活用していろんな作物を作っている例がある。
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