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うおー、「くるみ割り人形」のミハイル・バリシニコフ版だ。
ええええー!
しかも、全編版のようです。
見ておいて損はない!!
しかも、ミハイル・バリシニコフさん、若くてイケメン全盛期の作品のようです。相手のクララちゃんもかわいくて上手だ。・・・っていうか、バリシニコフさんの相手するだけでも、トップスターなんだが。
バレエの歴史上、「これは名作」っていう作品と、「このダンサーは最高」っていう人間版とがあります。
チャイコフスキーの3大バレエの1つなので、作品そのものが名作です。
そして、バリシニコフさんは、20世紀の男性ダンサーでもTOP5に入る一流ダンサーです。それが、全盛期の若いときで、びゅんびゅん飛ぶとか、くるくる回るのですから、見ごたえがあります。必見です。
「くるみ割り人形」は、クリスマスシーズンの定番ですが、ストーリーとダンスの演出が素晴らしいです。
音楽はチャイコフスキーで、華やかで美しい音楽ばかりです。しかも、途中で民族舞踊などが入るのですが、これがまた、国ごとに曲調が違うのです。飽きさせません。
(ねたばれあり)
クララという少女が、クリスマスパーティで、ドロッセルマイヤーさんという老人から、プレゼントにくるみ割り人形をもらうのですが、実は王子様で、ねずみの王様と戦います。クララはこれを助けるのですが、助けたら、素敵な王子様に変身して、おかしの国や花の国をめぐって、みなでダンスをして楽しむのです。
一夜明けたら、実は夢だったのですが、ストーリーによっては、ドロッセルマイヤー氏のおいが実はくるみ割り人形で翌朝、クララの前にちゃんと人間の若者として、現れるっていうのがあります。
(ちょっとずつ解釈やストーリー改変があります。)
ちなみに、バリシニコフさん、映画だとこれ「ホワイトナイツ 白夜」っていう作品があります。
DVDとかでもまだ買えると思いますが、Youtubeでネット閲覧もできます。
見どころはいくつもあって、黒人ダンサーのグレコリー・ハインズさんと同じ振り付けで踊るところがあります。
他に、劇中劇として「若者と死」っていう短めのバレエ作品が入ってまして、これがまた、現代バレエとしては傑作のプティ作品で、バリシニコフさん、めちゃうま!! それにちょうど30代くらいで若者らしく、素晴らしい演技。
ハインズさんは、黒人なのでヒップホップとか、タップダンス系で上手な一流ダンサーさんなのですが、クラシックバレエで鍛えたバリシニコフさんと、ぜんぜん遜色がないです。好みの問題かなって思いますが、どっちもそれぞれにいいです。まったく同じ振り付けなのに、ちょっとした手足の動きで、こういう表現したいんだーってのがわかります。
サンリオ、これ、すごいんですのよ。
小さい人形が何百体も出てきて、人形アニメで踊りまくるんですのよ。
ちなみに、王子様の声優は、志垣太郎氏で人形もけっこう当人に似ていた(笑)。
えー、Youtubeで有料で見れますよ!! ぜひ、ご覧ください。
「若者と死」はなんと、日本の天才、熊川哲也氏も若い時に踊ってまして、なんとちゃんと動画がありました。
もしかしたら、バリシニコフを越えているかもしれないので、こちらもぜひ、ご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=bp2fMcPlG0M
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