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学費の無償化なんて意味がない。むしろ、超遺伝差別社会になる。
なんだか、頭の賢くない政治家や市民が、「高校無償化だー」とか「大学も無償にしろー」とかいうが、学歴じゃなくて、要するに大人になったときに、給与がよくて、あまりきつすぎない仕事を安定的につけるかどうかでしかない。
高卒だって、いい仕事をしている人はいる。
たとえば、IQ110以上くらいでないと、大学にいっても大してその知識は役に立たない。
どっちかというとドイツの教育システムみたいに、技術専門学校で、職人になったほうが食いはぐれない。たとえば、自動車修理だの、刃物製作だの、陶芸職人とかだ。
これなんか、北京大学だの清華大学だの、一流大学にいっても中国じゃあ、仕事なしのニートだ。
おおー、この人いうこというな!!
「日本では、昔から「文武両道」という言葉があります。
私は、この言葉が好きで、日本人という感じがします。
中国には、これがない。
頭だけ鍛えても、心身を鍛えてない場合は、人間として外道なことを平気でするようになります。
人を人として扱い、国民を我が子として扱うのは、心を鍛えないとできません。」
日本の侍は、文武両道がいいといわれてきた。
困ったときはいつでも、体を鍛えて、ブルーワーカーになっても問題ないくらいがよろしい。不景気だと、事務職なんて余るばっかりだ。
仕事につくときの柔軟性のほうが、大事なのだ。似たような才能で違う職業にいくほうがよい。
たとえば、算数が得意な人は経理になったりするが、経理はどこの会社にもあるので、製造業だろうとサービス業だろうとどっちにでもいけるので、失業しにくくなる。
自動車修理の人は、ちょっと慣れたら、電車の修理や飛行機の修理だってできるだろう。
ちなみに、フランスの天才 ピケティ先生の本だったと思うが、
「学費無償にして学歴同じにしたら、おもっきり遺伝が丸見えになって、遺伝的に頭がいいだけの序列になる」といっている。
行動遺伝学では、遺伝と家庭教育と社会環境の3つによって、何ができるかわかるし、どれくらい影響があるかわかる。
そして、知能だとか、器用だとか、問題行動がないとか、芸術才能などは、遺伝の比率が高いのだ。音楽家なんて、8割が遺伝だ。
つまり、学費無償になって、「同じ大卒です」となったら、もののずばり遺伝による頭の良さや才能の通りに並ぶだけの、超差別社会になるのだ。
それがないと、お金持ちなのに高校くらいで親が死んだら、頭のいい子が大学にいけないようになったりする。この凸凹で、差別が少し減るのだ。(当人には、かわいそうだが。)
なんていうか、頭の悪い人はただ1段しか考えず、2段3段4段と考えないから、不幸が増えるのだ。
そんなのよりも、芸術が得意な子供は芸術系の仕事、運動好きな子供は体を動かす仕事、頭のいい子供は学者、教師、大企業の管理職、事務職といった、才能にあった仕事になれるようにするほうがいいのだ。
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