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社会のトラブルの元、わかりにくい精神病と部分知的障害。

これまで、発達障害以外では、パーソナリティ障害で周囲に迷惑をかけてしまう例を解説してきました。他に高次機能障害などもあります。
当人が自覚がなく、困っているのが回りのほうなので、「精神病」「脳障害」とはっきり言えませんでした。直接、家族であれば無理くりでも病院に連れていけますが、会社の場合でもある程度業務命令で出しても、「いやだ」といわれたら、まあそこで終わりでして、あとは解雇するしかありません。
結果、ごくわずかな人しか、お医者さんにかかりませんでした。

しかし、10-20種類くらい病気があり、だいたい1つずつが0.5%や1-2%だとしても、全部を合算すると人口の10%を完全に超えてしまいます。

部分知能障害の場合は、ちょっと仕事の分担を変えるだけでいいので、普通に仕事ができると思います。「効率悪いだけ」「能力にあたりはずれがあるだけ」で日常生活は送れるでしょう。

しかし、精神病由来と脳障害由来は、法律の整備もないですし、ただ、「病院にいきなよー」というしかありません。

完璧じゃなくてもいいのですが、トラブルが当人がリカバリーできる範囲にしてもらいたいです。
しかし、害悪をもって悪いことをする反社会性パーソナリティ障害や、自分だけおいしいところを持っていき、周囲に毒をまきちらす自己愛性パーソナリティ障害などは、変にリーダや政治家などになりがちなので、社会のお荷物です。嫌われているが、押しが強いのでなんとなく成果を出すケースもあるからです。

なんというか、周りにはたまったものではないですし、隠れ脳障害のせいでおそらく日本だけでも、2-5兆円くらい経済損失になっていたら、本当に困ります。

ちゃんと理解して、なんらかの救済制度と法律を作ってもらいたいものです。

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