
実は、漢方薬は日本のものだった。
「漢」ってついているし、薬草がかなり中国由来の植物が多いので、中国医療と思ってしまうが、実は、漢方薬は、日本式だったのだ。
最初は、中国固有の医療で、それは「中薬」というのでありまして、その基本をもらって、何百年も独自開発・改善されたのが、日本の漢方薬なのでありました。

「起源は同じであるものの、それぞれの国で異なった医学体系を形成しているため、日本、中国、韓国で、それぞれ「漢方医学」「中医学」「韓医学」と区別して呼ばれ、用いられる薬剤も「漢方薬」「中薬」「韓薬」と対応した名称があります。」
もー、ややこしいから、「和薬」って名前を変えてくれよおー。
日本で一番古い医療古文書 「医心方」 平安時代。
「『医心方』(いしんぽう[1][2]、いしんほう)は、平安時代に宮中医官を務めた鍼博士・丹波康頼が撰した、日本に現存する最古の医学書である。撰者丹波康頼により984年、朝廷に献上された。」
もちろん、国宝。
いいなと思ったら応援しよう!
