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古代研究: 宇佐族について調べてみた

この人がなかなか、調べて面白いことをいっています。
(ただ、科学的ではなくて、古文書由来のようです。なので、まあプロパガンダみたいなものです。正しいこともあると思いますが。)

宇佐族が古いなら、なんで、月読命やねんって思います。
しかし、対馬により古代の別の月の神様がいたので、そこの系列の可能性はあるかもです。
まあ、古代人にとっては、太陽と月は大切です。観察していたら、よくわかります。


「天三降命(あめのみくだりのみこと)、豊国宇佐国造(とよくにうさのくにのみやつこ)らの祖。/天活玉命の裔で、宇佐津彦命の父[要出典]」

「『日本書紀』では、神武天皇が東征し、中洲(大和国)をめざして国神の珍彦を海導者として筑紫国の菟狭に上陸したとき、菟狭国造の祖である菟狭津彦と菟狭津媛がおり、菟狭川の川上に一柱騰宮(あしひとつ あがりのみや)を造営して饗応の奉仕をした。そこで神武天皇は勅をして、妹の菟狭津媛を待臣の天種子命(中臣連遠祖)に娶らせたとされる。『先代旧事本紀』、『古事記』においても同様の伝承を記すが、『古事記』では天種子命に関する記述がない。」

「高皇産霊尊(たかみむすび)の孫・天三降命(天活玉命の子)の子とされる。

妹の菟狭津媛命は天種子命の妻となり、中臣連の祖である宇佐津臣命を生んだ。」

この人のコラム、面白そうです。


これ、すごいかも。ハニヤスの「ヤス」は安か、夜須なんだ!!
やったー!! 天の安河の謎が解けたんじゃない!!???


上記より引用。

これ、ものもみごとに、奴国が大分勢をブロックしてるじゃん。左の方は、糸島だから、伊都国だ。つまり、奴国と伊都国は兄弟国で、オカミのほうが大分で、誰か権力のある豪族がいたってことだ。
このオカミ神とは、龍神なんだそうだ。これだ。

「2)オカミベルトと埴安ベルトとの対峙

 次にオカミ神と埴安神の分布を、図 10 に示す。図 9 と同様、この両神ははっきりした棲み分けの関係にあることが分かる。

 オカミ神は、宗像郡から始まり、国東半島および直入郡に到る連続した「オカミベルト」を示している。

特に遠賀郡から宇佐郡に到る地域の分布が濃厚で、豊前地方に信仰の中心があるように見える。

 一方埴安神は、糸島半島から上座郡に到る連続した「埴安ベルト」を形成している。分布の中心は、那珂郡から夜須郡の辺りにあると見られる。このベルトは、オカミベルトと接していて、ほとんど重複しない。唯一の例外は、両社が 5%以上祭られる旧嘉麻郡である。」

「(前略)

 ところで、山祇族の遠祖神たちはどこに居たのであろうか。可能性として考えられるのは、「安牟須比命」の「安」が居住地と関係がある場合には、筑前国夜須郡(福岡県朝倉郡筑前町あたり)であろう

(後略 引用終わり)」

わかった。「安し」っていう前から、朝倉地域は「やす」=安、夜須で、天の安河だったんだ。

安牟須比命はこちら。すごいなあ。調べてる人いてー。




これは土と大便の神様である。
「記紀にはイザナミの大便からハニヤスが化生したという挿話がある。イザナギとイザナミによる神産みにより様々な自然物の神々を誕生させる過程で、イザナミは火の神を生む際に大火傷をしてしまい、死に至る。その死の間際の苦しみのなか、イザナミは嘔吐や脱糞・失禁をする。その吐物からは鉱山の神カナヤマヒコが、大便からは土の神ハニヤスが、小便からは水の神ミヅハノメが生まれる。記紀ではこのようなハニヤスの誕生譚が語られるのみで、その後のハニヤスの動向は描かれない。

古代語の「ハニ」は、土器や陶器のもとになる粘土を示す語であり、ハニヤスは粘土を神格化したものと考えられている。記紀の語るハニヤス誕生譚では、火の神、(金属)鉱石の神、粘土の神、水の神、食物の神が連続して誕生しており、一連のエピソードは火によって人類が金属加工技術や土器・陶器の焼成技術を獲得したことや、焼畑農業のような原始的な農耕文化の誕生を象徴していると考えられている。このためハニヤスは陶芸上達・陶工の守護神として祭祀されることもある。

ハニヤスは「土の神」として土壌一般の守護神とも考えられており、農耕・開墾・田畑の守護神ともされる。大便から生まれたことから、農業神の一種として農耕に役立つ肥料の神として祭祀されたり、便所の神として祀られることもある。土に関わる土木業・造園業の守護神ともされる。

『延喜式』所載の祝詞には、記紀と異なり、荒ぶる火の神の害から民を守るために、イザナミが火鎮めの神としてハニヤスを生んだという挿話がある。このためハニヤスは「鎮火の神」としても祀られ、愛宕神社や秋葉神社など火除の神社でも重要な祭神となっている。ハニヤスが鎮火の神功を有するのは、古代には火災の消火に土や泥が用いられていたことを象徴しているとも考えられている。

へーへーへーですね。

ところで、これ、また嘘見つけたよ。

天児屋根命の墓(児屋根塚古墳) といわれているが、5世紀だから、だいぶ後じゃん。普通に大和王権から、派遣された豪族なだけじゃない?


ちなみに、ネットで調べたら、菟狭津彦のハプログループもわかっているらしくて、D1b1a2b1a1でした。立派な縄文人です。
(天皇とは違います。)

D1b1a2b1a1(D-Z1504)


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KyoKannazuki21
AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!