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精神障害者で人生に対して諦めたくなったら、どうすれば良いですか?

私は平田満さんという俳優さんが好きです。

平田さんは60歳くらいの日本を代表する名優の1人なのですが、有名なつかこうへいさんのもとでバイプレイヤーでがんばっていた方です。

平田さんは、TVでも映画でも舞台でも、わりと何やっても成功しないっていうかんじの役柄を演じられています。

若い時といっても、もう中年でしたが、いっきに有名になったのがこれです。スター銀ちゃんの陰で、ぜんぜん売れない大部屋俳優の役です。とても涙ぐましいです。

蒲田行進曲

どれか、だめだめお父さん役とか、だめだめサラリーマン役のを見てください。

精神障害で、安定剤を飲まないとやっていけない役とかもやられています。

だめだめお父さんで、娘にもバカにされて、一人で出かけるのですが、最後は「いや、生きているだけだっていいんだ。生きているだけで価値があるんだ」という達観に達する役があります。


夕方、美しい夕日でも見てみてください。

きっと、生かされている感じがするはずです。

1日じゃそう思わないかもしれないです。でも、10回みたら、100回みたら、生かされている感じがしてきます。

誰に? 別に神様でもいいですし、あなたの生命の源にです。

生物はすべてそのようにできています。

疲れたり、何も考えられなくなったら、ただ空を見ましょう。

ちなみに、私はストレスを感じたら、Youtubeの Japan 4K というので検索して、こういう風景をひたすら高精度で撮っている動画を見ます。
なぜ、日本が世界から、「太陽の出る国」「神国 日本」といわれるのがわかると思います。
八百万の神がそこここにいるからです。

もちろん、北欧やカナダでもアフリカでもいいのですが、外国は大味なことが多く、日本のような繊細さがちょっと少なくて、飽きてしまうものがあります。「飽きません」というなら、それでもいいです。

https://www.youtube.com/watch?v=CLXoHj0VTL8

(統合失調症の方の場合は、きちんとお薬を飲んでください。脳の中の病気が悪さしているだけです。もとのあなたは、きっと立派なはずです。ちゃんとやっていけます。)

私は、いまの病気の中で一番辛いのは、ALSの人だと思います。
毎日毎日少しずつ、体が動きません。最後は自発呼吸もできなくて、機械の呼吸器をつけないといけません。もちろん、完全寝たきりです。
ALS末期の人にこそ、尊厳死とかが必要だと思います。
とはいえ、ALSで詩人になったり、口に筆を加えて絵を描く人もいます。最後の最後まで、あきらめないことです。
突然、明日にでもALSの治療薬ができるかもしれないです。


ALSより将来がないのは、それはもう死人です。
死んだら、なんの未来もありません。痛みもありません。働くことも悩むこともありません。無の境地です。

精神障碍者の場合、寝たきりになる人はあまりいませんで、こうやって質問が来るってことは、パソコンやスマホだけは使えるレベルです。
たぶん、お湯をわかしたり、お茶碗を洗うくらいはできると思うので、簡単な家事もできると思います。
それでしたら、ゆっくり本を読んだり、Youtube動画を見たりすることは可能でしょう。もしかしたら、絵を描いたり、日記を書いたりできるかもしれません。
「青空文庫」を見れば、無料で小説が読めます。
なんなら、入力ボランティアにもなれると思います。

実は、精神障碍者が描くアートには一定の価値があります。ちょっと日本では売れないかもしれないですが、海外では売れると思います。
なんなら、展覧会に出してみて、どう反応するかみればいいと思います。

他には、障碍者支援センターにいけば、簡単で安いですが、仕事はみつかります。
ただ、果物を箱詰めするとか、印刷されたのを製本するとか、パン作りとかだけかもしれませんが、上司は福祉関係のことが分かったうえで、雇うので、そんなに「早くしろ」とは言われないはずです。ゆっくり、失敗しないように、また週の半分くらいにするとかして、やれることだけをすればいいです。
どこも雇ってくれなければ、家の周囲を毎日お掃除すればいいです。

生活については、もう生活保護でいいです。本当に病気なのですから、無理に働くことはないです。

あと、メンタル的に大丈夫なら、子犬子猫預かりボランティアをすればいいと思います。
ボランティア団体で、怪我した子犬子猫などきついのは、メインスタッフがやってもらえますが、「ちょっとだけならいいです」というので、1か月ほど、子犬子猫をミルクボランティアをするのです。
お金がなければ、「ミルク代も買えないので、支給してください」といえば大丈夫です。ボランティア団体には寄付金が集まりますし、「貧乏だ」といいながら、そんなことする余裕があるのですしね。

まあ、スタッフには「動物をだしにすんな」と怒られるかもしれませんが、癒されると思います。
1日4-6回ほどミルクを与えるだけです。お尻をふいて排便の世話もしないといけませんが、まあ、これも1日5回ほどです。
後は、体調を見守って、毛布をしいた箱の中や猫ベッドで、温度調整しながら、見てあげていればいいです。2,3か月めくらいからなら、猫じゃらしで遊んであげてもいいです。

動物ボランティアさんに断られたら、猫動画でも見て、癒せばいいです。
暇があるなら、私は一日中見ていたいです(笑)。

無理せず、がんばってください。
というか、がんばらなく、自然とともに生きていけるだけで、それは幸せなのです。

別の病気ですが、こういう方もいます。投げ出してはいけないですが、無理せず、自然の範囲でやれることをやることです。


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KyoKannazuki21
AI,脳科学、生物学、心理学など幅広く研究しております。 貴重なサポートは、文献の購入などにあてさせていただきます。 これからも、科学的事実を皆様に役立つようにシェアしていきたいと思います。 ありがとうございます!!