今の日本って、「百億の昼と千億の夜」みたい(涙)
だいぶ前に出版されていますが、光瀬龍先生と萩尾望都先生の作品、「百億の昼と千億の夜」という名作があります。
たとえば、シェークスピア作品は何百年も生き残りました。「源氏物語」「竹取物語」なども千年以上と残っています。
この作品は、そういう何百年も生き残る作品かなと思います。
釈迦(シッタータ)、阿修羅王、プラトン、ユダが仲間になって、「シ」と戦います。
「シ」とは何か? 「シ」のしもべは、ポセイドン、イエス・キリスト、大天使ミカエル、帝釈天、弥勒が敵として阻みます。
中身はじっくり読んでもらうといいと思います。
日本の今の現状が、これに似ていると思います。
弥勒、キリスト、ポセイドンなどは、最初「未来の希望を与える」とか「科学技術を教える」などと甘い餌で、人類を導こうとします。
最初取り込まれそうになったシッタータ(釈迦)は、弥勒たちの最終目的に気づき、袂を分かちます。そして、弥勒や帝釈天などと戦っていた阿修羅王に合流して、弥勒たちより上にある存在「シ」を求めて宇宙を探求して、戦っていきます。
弥勒やキリストが、中国共産党
シッタータや阿修羅王が、まともな日本人やまともな自由主義陣営(たとえば、米国共産党政治家、英国、オーストラリアなど)
とみなすとわかると思います。
甘い餌を与えて、どんどん滅びの道に進ませる弥勒:中国共産党一派。
それに抵抗するシッタータ、阿修羅王たち: 自由主義陣営。
「天国を与えるから」とか、「素晴らしい科学を与える」などで誘惑する悪魔。でも最後は、滅びの道です。
中国共産党のやり方だと、おそらく地球上の資源を100年200年であっというまに食い尽くしてしまうでしょう。そして、自分たちが悪とぜんぜん思っていないのです。ただ、まじめに「俺たちのやり方、中華主義、覇権主義でやっていく。強いものが勝つのだ」という路線です。
それでは、戦いしかない地獄の世界です。
子供が生まれても、搾取されて、強い子だけが生き残ります。弱い人は、ただの奴隷や二等国民扱いなのです。(実際、中国は都市と田舎で、戸籍に違いがあり、待遇に差をつけられています。このような国は、なかなかありません。欧米式の、人権平等など建て前そのものもないのです。)
ぜひ、夏休みに一読されてはいかがでしょうか?
ネタばれになるので、最後は書きませんが、どんどん追い詰められていく日本ととても似ていると思います。