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板付きかまぼこの製造動画公開! 見どころ解説
京かまぼこ大栄の「板かまぼこ製造動画」第1段が公開されました!
ちなみに第3段まである予定です。
この動画で板付きかまぼこがどのようにして作られているのか、全工程が明らかになります。(笑)
とはいえ、一部企業秘密の部分もあります。
では、動画の解説です。
①かまぼこの元となる魚のすり身を練っていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1652614225177-qVswYFQ3Pw.jpg?width=1200)
昔(昭和35年頃迄)は、生の魚を掃除してからの作業だったのですが、現在では身の部分だけに加工したものが当店にやってきます。
すり身そをれぞれ、かまぼこの上の部分(色板だと赤いところ)と、本体の白い部分と別々に練ります。
![](https://assets.st-note.com/img/1652614275589-58HB7XEldk.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652614447223-hZgMAgZFzz.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652614463648-COx86KcApY.jpg?width=1200)
②次に成型していきます。
量にもよりますが、基本的に機械で成型していき、場合によっては手作業でも行います。
成型の工程では、かまぼこ板を下に仕込んでおき、上にすり身が形よく乗るようにセットしていきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1652614598256-eQuFghdMdL.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652615452851-qiAGfZeIcs.jpg?width=1200)
よく驚かれるところが、かまぼこを切断するところです。
板と身が、どのようになっているのか、「板ごとカットしているの?」などと聞かれます。
そうではなくて、板は最初からあのサイズ。機械でうまく切れ目になったところでパーーーン!とカットされるのです。
面白いのでぜひご覧になってください。
![](https://assets.st-note.com/img/1652615360832-dhwhDgluxD.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652614651216-BzFL0hJHKP.jpg?width=1200)
③蒸していきます。
当店では二段階蒸しでまず低めの温度でじっくり蒸し、そのあと高温で蒸します。
物にもよりますが、今回の動画の物だと、トータルで1時間以上かけております。
![](https://assets.st-note.com/img/1652614697663-RkamZ51u2b.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652614697733-QfKoLzdjr1.jpg?width=1200)
④焼き蒲鉾を焼く
蒸し終わった後、焼きかまぼこの場合は焼く工程に入ります。
こちらも動画の見どころ!
順番にかまぼこ達はトンネルに入って焼かれていき、トンネルを出るとこんがりいい感じに焼けて出てきます。
ストーブがいっぱいついてる感じなので、夏場はまあ暑いです!!
![](https://assets.st-note.com/img/1652614752800-T9NWwIs0T6.jpg?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1652614770247-oqe0Rar978.jpg?width=1200)
当店「京かまぼこ大栄」の取り扱い板かまぼこには、いろいろな種類があります。
紅白蒲鉾以外にも、焼き、つぶ焼き、かのこ、有平、青、小袖板、長板、等々。
少しでもかまぼこに興味をもってくださったら幸いです。
板付きかまぼこ以外にも動画は順次公開される予定ですので、
ぜひお楽しみに。
当店のホームページはこちら↓