見出し画像

セミナーやレッスン、講座の顧客増加にもつながる!規約とは[専門家がわかりやすく解説]

オンラインで、セミナーや講座を提供する個人の先生や教室、スクールなどが多くなっています。

今まで対面で提供されていたものが、オンラインで提供されることになるのですから、オンライン特有のリスクを回避するサービスの「利用規約」「受講規約」が必要になることはもちろんですが、

そんな皆さんがお使いの「利用規約」「受講規約」を確認させていただくと、オンラインでのセミナーや講座の内容にまったく適していない「規約」をお使いになられている方が時々いらっしゃいます。

このことが事業者にとってリスクになりうることは誰しも想像つきますが、逆に、こういった「規約」がしっかりしていると、

【顧客の増加】

にもつながります。

規約作成の専門家が分かりやすく解説します。


1.オンラインでのセミナーや講座の提供、習いごと、教室、スクールなどで必要な規約


オンラインでセミナーや講座を提供したり、習いごと、教室、スクールなど運営される際に必要な「規約」ですが、これはいつ必要になるのでしょうか。

多くの場合、

これらサービスを提供する前に、お客様に申し込みをいただきます。

その受講申し込みの際に、

「当スクール所定の受講規約に同意した上でお申し込みください。」


と、受講規約に同意いただくスタイルのスクールが多いかと思います。

どういうリスクや心配ごとが想定されるかは、それぞれのセミナーや講座の内容、そしてスクール事業の内容によって異なりますので、「受講規約」も当然にそれぞれ異なります。


「よく分からないから似たような教室の規約をマネて自分なりにつくったものを使っている」


このような方も時々いらっしゃいますが、そのせいで受講者との間でトラブルになりスクール事業を続けられなくなってしまった…という話も少なくありません。

それぞれの事業に適した規約や契約書を整備することは、「リスクを回避する」という目的がもちろん強いですが、決してそれだけではありません。


2.事業の成功に直結する大きな武器になる


自身の事業に最適の規約や契約書があるということは、その事業の成功に近づくための武器をもっていることになります。


「最近、辞めていく生徒さんが多い気がする」
「受講生からのクレームが増えてきた」
「好き勝手に主張してくる面倒な生徒さんが増えている気がする」
「なかなか顧客からの申し込みがこない」
「悪い口コミをされている気がする」


スクール事業でこういった悩みが発生したとき、その根本的な原因は、顧客や外的要因でなく、スクール事業の運営自体に原因があった、ということも多くあります。

サービス内容や発信の仕方など試行錯誤してみても、なかなか変わらないとき、主観的な考え方を捨て、一度、顧客からどう見られているか?を考えるべき時期なのかも知れません。

あるお客様の声;
「面白そうだな。受講してみようかな。」と思い、申し込みフォームから申し込もうとしたら、受講規約の同意を求められました。規約は誤字や曖昧な表現も多く、また、よく見ると他のスクールの規約と同じもので使い回しであることがまる分かりの規約でした。これを目にした途端、「ここ、大丈夫かな?」と心配になって申し込みをやめました。

👆自分に置き換えて考えてみると、こういったことは、結構起こりうることかも…と気づきます。


3.「しっかりした」印象を与える


逆に考えると、しっかりした規約を用意することで、顧客の印象を良くすることも可能であるということができます。

もちろん、事業者側のリスク軽減につながる内容になっているか、事業者側に有利な内容になっているか、が重要であることは言うまでもありません。

また、そのような「しっかりした法整備」ができている事業者は、個人だけでなく企業からも良い印象を受けますので、企業のお客様も多いという特徴もあります。

企業にも個人の生徒さんにも「しっかりしている」印象を与えられる事業者は、さらにその次の生徒さんを紹介してもらえるようになります。

生徒さんが自分の大事なお友達を紹介したくなるような、そんな「しっかりした」印象を与えられる運営ができたら、間違いなく顧客は増えていきますし、事業は成功へ近づいていくと言えます。


弊所では、セミナーや講座の受講規約、オンラインスクール、教室、オンラインサービス、オンラインサロンなどの事業に欠かせない規約や契約書を多く取り扱っています。お気軽にご相談ください。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?