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京都アニメーション放火事件、初公判は9月上旬に 容疑者の刑責能力が焦点になる見込み

海外網5月9日電。日本の「読売新聞」と「BSS山陰放送」によると、今年の9月上旬に京都アニメーション(京アニ)の放火事件が初めて裁判され、容疑者である青葉真司は殺人罪、殺人未遂罪など5つの罪状で起訴される。青葉はすでに2回の精神鑑定を受けており、その責任能力が焦点となる。

8日、京都地方裁判所は青葉の資料を整理するために審理前に出廷した。起訴状によると、青葉は2019年7月18日に京アニの第1スタジオにガソリンをまいて放火し、36人を殺害し、34人を殺そうとしたとされている。警察は2020年5月に青葉を逮捕し、同年12月に起訴した。裁判所は、今年の年内に審理を完了するために、9月上旬に初めて裁判を行う予定である。

青葉の前主治医である鳥取大学医学部附属病院救急センターの上田敬博医師は、青葉が最初に全身95%のやけどを負ったと述べ、病院が青葉のわずか5%の残留皮膚を採取し、1か月間培養して皮膚移植に成功したと説明した。上田医師は、青葉の現在の身体状況が裁判に耐える十分なものであると考えている。「私は自分の仕事を終えました。これからは裁判所の動向を待つだけです。私は青葉が被害者に謝罪し、法廷の審判を受け入れることを願っています。」

日本の地方法廷は、青葉を鑑定留置し、彼が刑事責任能力を持っていると判断した。その後、青葉の弁護側は青葉を2回精神鑑定するよう求めた。読売新聞は、初審判決で、青葉がどの程度責任能力を持っているかが争点になると考えている。

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