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異常な海の変化:静岡の海域で海水温上昇、冬に夏の一般的な魚が捕獲

日本のテレビ局「静岡放送」は16日、静岡県周辺の海域で最近一連の異常な変化が報告されたと伝えました。例えば、伊豆半島の海域で漁師が沖縄海域で見られるはずの魚を捕獲したり、静岡県熱海市の11月の市場には夏季に一般的な魚が並んでいるなどです。
静岡県の伊東市は有名なダイビングスポットです。地元のダイバー、君島啓一氏は近年、海中の状況が実際に変化していると述べ、「潜水中、私は南方から来たレッドバンドフラウスやトンボフラウスなどを見ました。これらの南方の種類が伊豆の海域に定着しているように感じます。」と説明しました。伊東市の水産業者も、最近は漁師たちが11月に出現すべきでない魚、例えば夏季に出現するギギや他の魚を捕まえていると述べ、「漁師は時折、私たちの魚市場に名前がわからない魚を持ってきます。」と述べました。
伊豆海域でなぜ沖縄などの南方海域の魚が見られるようになったのかについて、「静岡放送」は海水温上昇が原因だと報じました。日本の温暖な流れは北太平洋西部で最も強い暖流で、これまでは伊豆半島を通過することはありませんでしたが、近年は伊豆半島沿岸に接近することがよくあります。また、伊豆半島の今年8月の海水平均気温は27.2度で、史上最高値となっています。

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