見出し画像

当分の間国内のキャステイングコール投稿を控えます。(余程信頼できるという確証がない限り)

私が管理しているキャステイング情報のFacebook秘密のグループですが、そこには日本国内で活動している外資系の制作会社によるいわゆる「外国人案件」と海外、ハリウッドを始めとする海外からの「海外案件」も流してきましたが、その中には日本国内の募集案件も時々掲載してきました。

しかし最近この国内案件に詐欺的な募集案件が増えています。

もうだいぶ情報が拡散されているようですが、映画のキャステイングコールですが応募者が「登録料」(5万5,000円)を強制的に徴収されるという事態が報告されました。
映画「10回目の告白」と言う作品のキャスト応募案件です

「映画10回目の告白キャスト募集を致します」

この募集主、調べたらかなり常習犯のようで被害者の会が出来つつあるようです。
https://x.com/higaisha99?t=MRu-TwW-c42CadLepS9ZyQ&s=09

グループとしては上記のキャステイング投稿を即刻削除し、同案件に応募しないこと、応募してしまった方は直ちに中止するように伝えました。

実は困ったことに上記の募集投稿は一見「普通」に見えてしまう点です。そのため詐欺かどうかすぐには判断ができない点にあります。
実はこの件に限らず応募したらいきなりワークショップ参加費を徴収されるケースとか、上記のように「登録料」を請求される等、フリーの役者さんを食い物にするキャステイングコールの例が後を絶ちません。

また以前問題を起こした業者が「募集主の名前」を変えて別の詐欺投稿を掲載する、というパターンも多発しており、正直その辺のキャステイングコールの情報サイトの情報が信じられなくなりました。

まあ管理人がよく知っている人で信頼できる人のキャステイングコールならまだいいですが、そういう件は残念ながら少ないです。

ここ数年国内のキャステイングコールの内容の質が年々落ちているのを感じてきましたが、現在の状況は安心して掲載できる案件が殆どない状況と言わざるを得ません。

そのため当分の間国内のキャステイングコールは余程信頼できる、という確信がない限り掲載せず、「外国人案件」と「海外案件」中心になります。

また今業界自体の動きが遅いのでなかなか発表できませんが、グループのプロジェクトも水面下では動きつつあり、それが具体化したら発表したいと思います。

日本の映画界は世界からいろんな意味でかけ離れていますが、質の低下には目をあてられない状況にあります。

その状況を少しでも変えたいと動いているのですが..

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?