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ポートレートの屋外ロケ撮影とスタジオ撮影について考える|PORTRAIT STYLE

どうも、キョジンです。
今回はびわさんが先に投稿した記事のテーマを別の角度から探ってみます。


・テーマについて

今回のテーマは屋外のロケ撮影とスタジオ撮影についてです。
自分は圧倒的にロケ撮影の方が好きです。
どれぐらいかというと撮るモチベーション的には9割はロケです。

そんな人がこのテーマで書くと、ロケ撮影のススメみたいになりそうなので、その気持ちを抑えてできるだけ客観的にメリットとデメリットをみたいと思います。

・屋外ロケ撮影について

-屋外ロケ撮影のメリット

  • 自然光で自然な写り

  • 撮影者の個性がより強く出やすい

  • 空、海、夕日など自然を取り入れた写真が撮れる

  • 基本的に場所代はかからない

-屋外ロケ撮影のデメリット

  • 撮影環境が天気に左右されやすい

  • 時間帯によって大きく変わる環境

  • 撮影するための移動距離が長い

  • 撮影の再現性が低い

  • 周りの環境に気を配らないといけない場面が多く、撮影以外にも注意が必要

全体的に自由度が高いのと、環境依存がかなりある点が特徴だと思います。
メリット・デメリットに分けてみましたが、これも考え方次第で「時間帯によって大きく変わる環境」とかも対応できれば、メリットに転換できます。

再現性が低い点もその瞬間に自分しか撮れない写真が撮れると考えることが出来るでしょう。

僕はこの一期一会感が好きで屋外ロケ撮影が好きだというのがあります。
僭越ながら作例を貼っておきます。

屋外撮影の作例:雪&夜

悪天候は嫌いな方も多いかと思いますが、そこでしか撮れないと考えるとメリットが多いです。
この写真は今年の東京の初雪でその日に撮影を決めたので、手持ちのカメラと環境光のみで撮影しました。

モデル:櫻井まちさん


屋外撮影の作例:夕暮れ時

夕暮れも屋外撮影では、演出が強くなり良いシチュエーションです。
逆光もいいんですが、順光もノスタルジックになりおすすめです。
これはホームの反対側から望遠で撮影しています。

モデル:加藤歩さん


・スタジオ撮影について

-スタジオ撮影のメリット

  • 環境的に再現性が高い

  • 屋外より撮影環境は良く、撮影に集中できる

  • スタジオならではの世界観や空気感はある

  • 変わった衣装でも大丈夫

-スタジオ撮影のデメリット

  • 同じスタジオを使う限り、背景などが似たものになりやすい

  • スタジオ代でお金がかかる

再現性の高さと落ち着いて撮影が出来るのがメリットと言えると思います。
再現性の高さといっても、そうするためにはある程度は技術も必要とするため簡単ではないのですが、撮影のイメージが強くある方はスタジオの方が好きなのではないかと思います。


スタジオ撮影の作例:メイドとバロック的空間

メイドはまだ屋外でギリギリ行けるかもしれませんが、もっとコスプレ的だと屋外は厳しくなりますね。
このスタジオのように空間が作られている場合もあるので、上手く生かせれば雰囲気がある写真が撮影できます。

モデル:加藤歩さん

スタジオ撮影の作例:ハウススタジオと親密感

ハウススタジオなどで親密感を感じる写真を撮れるのもスタジオならではないかと思います。
作例は屋外でも同じような形で撮れなくはないですが、光の入り方やモデルさんの気持ちの入り方が違うと思います。

モデル:NATSUMIさん

•まとめ

屋外でも屋内でもそれぞれの特徴を把握して、臨んだほうが良いかと思います。

スタジオ撮影は、撮りたいイメージをもって臨んだほうが良いと思します。
逆に屋外はイメージが強すぎると環境に寄る所が大きくギャップに苦しむことがあるので、雰囲気ぐらいにとどめておくのがコツなんではないかと思っています。

書いているうちにスタジオ撮影もいいかもと思い出してきたキョジンでした。

本記事は共同運営マガジン「PORTRAIT STYLE」に投稿しています。
是非、他の記事も是非ご覧ください。


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