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2024年度 国家総合職官庁訪問記 こども家庭庁:第1クール(昼食〜帰宅)
本稿では、前稿に引き続く形で、第1クールの経験を書いていきます。
○昼食
控室に戻って他の受験者と労りあいつつ、ノートに面接内容をまとめていると、職員の方から1時間程度の昼食時間があることを告げられました。
私は当日に近くのコンビニで買ったおにぎりと紅茶をぱくつきながら、他の受験者と雑談していました。(ご飯はあまり喉を通らなかったですが。。)
私の部屋には、私を含め6人の受験者がいた(また別の部屋もあった様子でした)のですが、お互いの併願省庁や大学などのことなどを話しつつ、とにかく緊張をまぎらわしていました。
そして13時ごろでしたかね、午後の面接がはじまっていk…といったところに、一名の呼び出しが(慄)。
その方は5分ほどして控室に帰ってこられましたが、面接終了を告げられたとのこと。。
これが官庁訪問の怖さかと思いつつ、その方を見送り、残された受験者は面接シートやノートを見返しながら呼び出しを待つのでした。。
○3人目
そうこうしているうちに私も呼び出され、面接が始まりました。
その方とは私の趣味のアニメの話から始まり、若干緊張をほぐして頂きつつ、中身へと入っていきました。
まず、その職員さんのキャリアと現在の業務についての説明を受け、その後私からの逆質問と職員さんからの質問が続いていく形式でした。
所掌分野の一つである保育の分野や入庁後のキャリアについての私の素朴な疑問や政策提言にも丁寧に答えて頂きつつ、総じて楽しい時間でした。「官庁訪問は楽しむ時間」と多くの職員さんが仰いますが、本当にそうだなと思う時間でした。
官庁訪問では知識は全くといってもいいほど問われません。(まあ志望省庁がどの分野を持っているかくらいは調べておくのがマナーかと思いますが。。)
なので、職員さんの話を聞く中での素朴な疑問点や考えをとにかくぶつけることは大事かと思いました。
官庁訪問中、前の面接官と何を話したかはよく聞かれます。
ゆえに、自分が本当に聞きたいことを聞き、吸収していくことが最善かと思います。また、その面接時間ではわからないこと、さらなる課題意識や解決策を次の面接官に伝えていくとさらに面白いと思います。
そんなこんなで、40分ほどで面接が終わり、控室に戻ります。
そして1時間程度待機し、また呼び出しがかかります。
○4人目
人事の責任者の方(他省庁でいう人事企画官)でした。
ここでは面接官からの質問と逆質問の流れでした。
自身の描く理想の国家公務員としての姿やなぜこども家庭庁を選んだのか、ストレス耐性についてなど質問を受けました。
いわゆる人事面接ですね。
途中、共通の趣味の話になり、緊張がさらに解けた心持ちでした。
その後、逆質問の時間となり、私の政策への課題意識や部下との接し方などについてお話ししました。
50分ほどお話をして、また控室に戻ります。もうすでに夕方。
霞ヶ関周辺のイルミネーション()が輝き始めます。
控室では「○番ブースの方が怖い」みたいな話を小耳に挟みつつ(情報の真偽がわからないから)、面接内容をノートにまとめていきます。
○出口面接
待機室で1時間くらい待つと、さらに呼び出しがかかりました。
ブースに向かうと3人目に話した職員さんの姿が。
手応え的にここで切られることはないよな、なんて思っていましたが、何があるか分からないので若干緊張しつつ座ります。
そうすると、本日の面接は以上であること、そして「大変高く評価している」と言われました(※ここでどんな文言を評価として言われるかはかなり重要なようですね。)
そして今日解決できなかった疑問点や、政策提言のあまいところを引き続きブラッシュアップしていってほしい旨を伝えられました。
ここでも、入庁後の疑問点をすこし質問させて頂き(中々職員さんと話す機会はないので💦)、比較的すっきりした気持ちで退庁しました。
○帰宅
時計を見るとまだ19時台。(他省庁と比べても早い方・・?)
近くのフリースペースで面接内容をまとめつつ、第2クール以降に備えます。
また、翌日に訪問予定の省庁の面接シートを見返し、帰宅しました。
帰ってからはいつも通り、ご飯をつくり、長めのお風呂にも入り、なるべくリラックスして翌日以降を迎えるようにしました。
ここまで、第1クールの体験を書きました!
第2クールについてはまたの機会に書きたいと思ってますが、何か要望があればお知らせください〜
ではでは。