
性教育の1丁目1番地
教員時代は、
近日のような寒い時期でも、
朝一から運動場で子どもと遊んだり、
夕方も外で部活に勤しんでいました。
寒さを防ぐ秘訣は、
ヒートテックの二重がさねです笑
その上にウィンドブレーカー的な
スポーツウェアを被せれば、
無敵スタイルの感性です・・・!
共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨
教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌
どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。
共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
「赤ちゃんはどうやったらできるの?」
「お父さんとも似ているのはなんで?」
そのように聞かれたとき、
あなたは自信をもって
答えることができるでしょうか。
性教育は何歳から始めるべきか。
この問いに、
多くの日本人は明確な答えをもっていない
気がします。
結論から言えば、
性教育は、
思春期になってから始めるものではなく、
幼少期の性差を感じるようになった時から
家庭で行っていくべきものです。
なぜならば、
日本の学校教育は他国に比べ、
そこまで詳しく性教育を行いませんし、
学習し始める時期も遅いからです。
基本的には、
家庭の性教育を補完するぐらい程度の
役割しかもっていない。
幼い頃から適切な性教育を行わなければ、
性について恥ずかしいイメージがつき
結果的に自己肯定感が低下する要因になります。
しかし、
我々大人もどう性教育をすればいいかは
なかなかに頭を悩ますところ。
なぜなら、
自分たちもしっかりとした性教育というものは
受けてこなかったからです。
そんな性教育を
どのように行っていけばよいのかを
記事にしていきます。
性についてとなると、
気後れしてしまう人がいるとも思いますが、
私たち大人が
堂々と性について語れなければ、
子どもたちは性を
人として正しくないものと
認識してしまう恐れもある。
だからこそ学ぶべき価値がある
大切な内容です。
何か気付きがある内容になれば幸いです。
性価値観が歪みやすい日本

日本は、
性についてあまりオープンではない
文化があります。
そして、
性というものを恥ずかしいもの、
隠すものと認識している人が
多くいる印象です。
ただ、
人間というものは
ネガティブな感情を抑え込むほど
それが自分を苦しめたり、
どこかにはけ口を望むようになるもの。
その証拠の一端として、
世界のポルノの6割を
日本のコンテンツが占めているという
現実があります。
家庭教育でも、
学校教育でも、
表面的な知識は教えるが、
具体的な説明をどうするかや
核心部分に触れるレベルに
弱さをもっている日本。
その場合、
子どもたちは
自分たちでシェアし合った情報で
性についての情報を漁るようになります。
結果として、
ポルノなどを通して
間違った性知識を得てしまうことになる。
性を隠すべきもの、
恥ずかしいもの、
異質なものと認識してしまうようになる。
すると、
自分の身体に関することに
汚らわしいイメージを抱いたり、
強い不安を覚えたりするようになります。
そうならないためには、
具体的な家庭での教育が必要です。
お風呂に一緒に入るのは何歳まで?

冒頭に述べた通り、
性差を意識する4~5歳から
性教育は始めていった方がよいです。
まず始めに教えることは
自分の身体は自分だけのもので
大事にしなければならないということ。
口、胸、性器、お尻などの
いのちに関わる大事なところは、
プライベートゾーンとして
区別をつけていくことが大切です。
自分の大事な部分は、
大切だからこそ人前では見せない。
自分の大事な部分を守るためには
誰かに勝手に
さわらせないようにする必要がある。
そうでなければ、
周囲の友達に対しても、
プライベートゾーンをおざなりにする行為を
無意識にしてしまう恐れがある。
女子のスカートをめくる。
カンチョーをする。
ズボン下ろしをする。
やった方は忘れてしまうかもですが、
やられた方は
一生心に傷が残ることにもなります。
そしてこれは、
家族に対しても同じことが言えます。
例えば、お風呂。
よく子どもが拒否しないからと言って、
何歳までも
子どもと一緒にお風呂に入る親が存在する。
特にまずいのが、異性。
子どもが年齢を重ねてきて、
身体的な第二次性徴のきざしが現れると、
親は無意識に
「異性の身体つきになっているな」
と目をやってしまうことになります。
すると、
子どもは口には出さなくても、
大いに傷つくことになります。
そして、
本格的に思春期になるにつれて
過去にそのような目で見られたことを思い出し、
大きく信頼を損なう結果となったりする。
また、
「これくらいいいだろう」
という感覚で、
ふざけながらも
子どものお尻をさわったりするのも
控えた方がよいでしょう。
それが、幼児期であったとても、です。
親がしっかりと
プライベートゾーンを線引きしないと、
子どもは
自分や友達のプライベートゾーンも
しっかりと線引きをしなくなります。
コミュニケーションをとるなら
違う方法で、ですね。
ここから先は
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?