高学歴とカサンドラ症候群の関係性
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共育LIBRARYりょーやん、元教師です。
カサンドラ症候群。
ここ10年間ほどで、
このような状態に関する理解が
随分と広まりました。
発達障害の理解や
自閉スペクトラム症の症状が
広まることにより、
様々な「謎」が
解明されたからでしょう。
しかし、
カサンドラ症候群は、
パートナーが発達障害でなくとも
大いに起こり得ることになります。
その中でも、
リスクとなる要素の1つが
「高学歴」です。
なぜ、高学歴の親の家庭は
そのようなリスクを抱えやすいのでしょうか。
様々な要素を組み合わせて
解説していきます。
何か参考になる情報があれば幸いです。
大企業の社員が1番危ない?
カサンドラ症候群とは、
パートナーが発達障害や凸凹を抱えていることで、
夫婦間の情緒の交流がうまくいかず、
感情交流の乏しさ、不満や葛藤が生じ、
それが心身の不調に影響すること。
ざっくり言うとそんな感じです。
では、どのような家庭が
カサンドラ症候群になり得るのでしょうか。
2018年に刊行された
「子育てで一番大切なこと」という本の中で、
杉山登志郎氏はこのように述べています。
「超有名企業に勤めるホワイトカラーのビジネスマンが危ない」
これは、
カサンドラ症候群に限らず、
子育て全般に関して
指摘している言葉ですが。
朝早くから出勤し、
帰ってくるのは深夜近く。
その上、
ホワイトカラーの企業勤めは、
多くが核家族。
よって、育児を分担しようにも、
父親が忙し過ぎて携われず、
母親に負担がかかることになる。
結果として、
産後うつになってしまったり、
その後に様々な影響を
与えていったりするのです。
まあ、今は働き方改革によって、
大分残業時間も減っているため、
状況は変わっていると思いますが。
(そう願います)
それでも、
医者のような高学歴の人の子どもの中に、
引きこもりになってしまう事例が多いのも事実。
なぜ、このような
親が高学歴の場合に、
様々な問題が生じるのでしょうか。
カサンドラ症候群の実際
筆者の家庭も、
カサンドラ症候群だと思います。
父親が自閉スペクトラム症。
診断は受けていないですが、
まず間違いないです。
子どもとうまく遊べない気質で、
遊んでもらったという記憶がほぼありません。
一度、筆者の友達と一緒に
公園で遊んでもらった記憶があるのですが、
筆者の友達に対して怒り出し、
一人で家に帰ってしまったことがありました。
おまけに、
勤めている企業は、
早朝から深夜まで非常に忙しく、
常に出張や単身赴任ばかり。
筆者が成人になるまで、
10年以上、父親は国内や海外に
単身赴任だったと思います。
さらに、
父親の共感性が乏しく、
子育てに関心をあまり示さないので、
母親は子育てに関する相談もなかなかできません。
その上子どもは、
発達凸凹、男3兄弟。
筆者が親だったら、
絶対に崩壊します。笑
しかし、
母は非常に強い人で、
ここまでの人生で、
落ち込んでいる姿を見たことがありません。
今で言う、
コミュ力お化けみたいな人で、
友人が非常に多く、活動的で、
常に明るく、楽しく、笑っている人でした。
ただ、
父親と情緒的な交流が測れず、
子育てに関して協力してもらえないが故に、
一層、教育に熱を込めるようになってしまった。
結果として、
子どもたちに対して
過干渉気味となり、
心身の不調は
子どもたちに現れた形になったと
考えています。
この時代は、
核家族への理解がそこまで進んでおらず、
企業も、どこまででも残業するような
働き方を許していたので、
同じような境遇の家庭は、
日本国内に多く存在していたのではと
感じています。
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