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日本、創生。

今日はビートルズが、
日本初上陸した日なんだそうな。

というわけで、
今日の移動中の曲はビートルズ。

「HEY JUDE」

を聞くと、
中学の音楽の授業の懐かしい感じが、
蘇ってきます♪


共育LIBRARYへようこそおいでくださいました✨

教育、人間、人生など、様々な「知恵」や「情報」が詰まった図書館のような、皆さんがくつろぎ、人生の「気付き」を得たり、知的好奇心を満たしたりできる居場所を目指しています😌

どうぞ、ごゆるりとお過ごしください。

共育LIBRARYりょーやん、元教師です。


「消滅可能性自治体」

そのような内容が、
4月末頃に大体的に報道されました。

報道を目にした国民が、

「この事実は紛れもなくやってくるのだ」

ということを、
自覚させられた報道だったと思います。

少子化による労働力の減少。
税収の減少。
高齢化による社会保障費の圧迫。

それによって訪れる
インフラを整えることができなくなる状況。

既に、一部では、
訪れている現実ですよね。

今や、
取るべき選択肢は2択になっている気がします。

このまま、
近くの大都市に人口が流れるようにするか。
復活させるか。

ただ、復活させるにも、
どのような方法を用いればよいのでしょうか。

復活させることは、
本当に可能なのでしょうか。

今回は、そんな考察を、
記事にしていきます。

この記事は、
メンバーシップである
ヤスさんとのコラボ記事
です。

最後まで読んでくださればうれしいです。



2050年に訪れる未来

744。

これが「消滅可能性自治体」と言われる
その数。

2050年までの30年間で、
若年女性人口が半数以下になる自治体です。

割合で言えば、
全体の4割

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431611000.html

地図にしてみれば一目瞭然。

黄色のところが消滅可能性自治体なので、
4割どころか半分は消滅するイメージです。

一方で、

「自立持続可能性自治体」

と呼ばれる、
若年女性人口の減少率が20%未満であり
100年後も若年女性が5割残っている都市もあります。

ただ、それを地図で見ると、
本当にほんのわずかなのです。

関東・中部・近畿が映っている地図ですら
この状態。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240424/k10014431611000.html

つまり、100年後には、
9割の自治体が消滅する可能性があると言っても
過言ではない気がします。

地方や地域を復活させるのであれば、
抜本的に取り組む必要がある気がします。


半径150メートルを創生する

地方の消滅いう情報ばかりが先行する中、
視点を変えてみると意外なことが分かります。

都道府県ごとの実質経済成長率です。

1年前のデータ。
1位は東京・・・と思うかもしれません。

1位は秋田県です。

1.4%。

2位が島根県、
3位が青森県
と、
数々の地方とされる県が、
実質経済成長上位にきています。

東京は16位。
しかもマイナスの成長率
です。

つまり、現在の日本は、
成長があまり見込めない東京に、
優秀な人材が集まってしまっている。

逆に地方は今フロンティアなのだそう。

「いくらでもやりようはある」

そう、地方創生や、
まちづくりに携わる
木下斉(ひとし)さんは言っています。

人口増加時期の日本は、
放っておいても人口が増えた。

よって、そんなに工夫をしなくても、
その辺りにある売れそうなものに手をつければ、
勝手に売れていく時代だった。

はっきり言って楽な商売だったかもしれない。

その思い付きでやって売れていた中、
待っているだけでは売れなくなった現状を

「不景気だ。おしまいだ。」

上の世代が悲観しているのであって、
闘い方はいくらでもある
と述べています。

例えば、
テナントを募集するスタイルの不動産。

今までは、
待っていればテナントを借りる人が勝手に現れていた。

だが、今は待っていては誰もこない。

ならばどうするか。

営業をするしかない。

営業回りをして、
やりたいビジネスがある人を探し、
その人が払える家賃で、
テナント費を設計してあげる。

楽しそうなお店が集まってくると、
人が寄ってくる。

すると、
少し時間が経てば不動産価格が上がり、
私にも貸してほしいという人が増えてくる。

不動産のオーナーも、
結果的に利益が出るようになる。

そうやって、
中期的な視点で利益が出るように設計すれば、
いくらでもやりようはあると言っています。

大事なのは、
不動産業者自身が
所属する地域のことを真に思う
当事者意識です。

では、市町村レベルはどうなのでしょうか。


市町村レベルの創生

現在の日本の社会設計は、
全て、明治維新以降の、
人口急増に対応する社会構造
になっているのだそうです。

公立の学校が典型例。

1つの学校に、
校長という存在がいて、
教員が集まって、
地域の子どもたちが集まってという、

1この中で完結するスタンドアローンの
システム
が当たり前だった。

しかし、明治以前は、
そんなシステムになっていなかったはず。

これからは、
オンラインで授業を受け、
社会性を育む授業だけ、
週1回で集合する
という形もOKにしていく。

でなければ、
通学時間が長すぎて学校システムは破綻します。

そんな旧態構造を抱えているのは、
地方のインフラも同じ。

現在は
なぜか水道などは公共機関が運営しているが、
以前はそうではなかった。

そういったシステムは、
組合で協働的に運営していたのです。

だからこそ、
そういったインフラを
より低コストでデザインできる会社があれば、
地方復活の起爆剤として活躍できます。

まちづくりも、
なぜか、まちづくりのプロでも何でもない、
市役所の公務員が行っている。

そうではなく、
プロがより持続可能で、
低コストで、
中長期的な展望を描けるまちづくりをデザイン
する。

今、少しずつ、
地方でそのような動きが活性化してきているそうです。

「いよいよ本当にピンチだ」

と感じた人たちが、
動き始めたのでしょうね。

そう考えると、
地方にはチャンスが色々なところに、
埋まっていると考えることもできます。

まさに、
ピンチはチャンスですね!


県・国レベルの創生

次はさらにその上、
都道府県そのものの創生。

そして、それを通しての
国の創生を描いている人物がいます。

日本の現代最強のマーケター、
森岡毅さん
です。

潰れかけていたUSJを、
ハリー・ポッター、
ハロウィン、
数々のゲームやアニメとのコラボによって、
見事に復活をさせた人物です。

その後、
彼は「刀」という会社を起ち上げ、
日本という国自体を蘇らせることにチャレンジしています。

場所は、沖縄

沖縄全体を
1つのハワイを超えるブランドと化し、
世界最高峰のテーマパークを創設する。

そのプランは既に動き出しており、
来年2025年には開業する予定。

JANGLIAという名前で既に知れ渡っています。

この森岡さんならば、
本当に日本を復活させるかもしれない。

それぐらい、
考えに、考えに、考え抜かれている戦略です。

周辺3~4時間以内に、
アジアの大都市のほとんどが入るという好立地

そこで成功させたテーマパークのモデルを、
世界中に広げていく。

同時に、
日本の天才的な才能をもつクリエイターたちの、
傑作を輸出していくプラットフォーム
をつくる。

当然沖縄に大量にお金が落ちることになり、
それが納税されて、
沖縄県自体が豊かになるような仕組みがつくられている。

同時に沖縄の大学と連携し、
観光業のモデルパークとなる施設に
学びに来ることができる制度
を形成。

ディズニーのように、
テーマパーク周囲に観光業の大学が立ち並ぶ、
観光のプロが集う県にする。

そこで、
本当にどこでも通用するような、
観光業のプロを育成できる、
事業の人材育成システムを構築。

どこでもやっていけるレベルの、
観光業のプロたちが、
日本各地へ旅立ち、
日本を元気にしていく。

そんな、
50年、100年単位で、
日本の復活を描いた上で、
動いて行っている
のです。

アメリカで残してきた実績。
USJで積み上げたノウハウ。

全てが生かされて、
最強の戦略となっています。

それぐらい、
日本の豊かな自然、風土は、
世界と戦える武器になるのでしょう。

その中で、
観光業という産業の地位を向上させ、
観光で日本という国を復活させていく。

森岡さんの話を聞いていると、
本当にそれが実現していく気がします。

USJ以来、
携わってきた事業をほぼ全て成功させている森岡さんなら、必ず何かしらの結果を残してくれるでしょうね。


やすさん×地方創生

noteのクリエイターの中にも、
日本の地方に敢えて行き、
闘っている人物がいます。

それが、

やす@衰退国の地方サバイバー魂🌱

さんです。

以下の記事。
過激なタイトルかもですが、
中身はむしろ逆のことを言っています。

はてさて、
いきなりクソジジイなんて普段あまり使わない言葉で
先輩をディスっているようにも見えますが
この"クソジジイ"こと前代表Aさんがいなければ

僕は今の地域活動をこんなに熱心にしてませんでした。

とても影響を受けた相手ですし
今でもこの地域の活動を共に尽力していただいており、
さまざまな面で僕も団体も支えていただいております😅

つまり、非常にお世話になっており、今でも尊敬して
お付き合いをさせていただいております。

地方に移住したやすさん。

地域にとっては、
若い人は非常に有難い存在。

町内会の方々と交流をしていくうちに、
次第に地方に可能性を感じ始めます。

そんな中、やすさんに
町内会の役を担ってほしいという
依頼がくることになります。

これからの地域の持続可能性を考え
運営に携わることになったやすさん。

ただ、そこから現実と直面していきます。

再び引用しますね。

。。。え?って感じですよね😅

そうなんです。
地域という特殊空間においては
『尊敬できる相手なのに、老害である』
この一見矛盾した存在が
さまざまなところに多数存在しているのです。

今までの慣習通りにやり続けようとする気質。

新しい変化を好まない。

全員の意見を大切にするため、
進むべきことも遅々として進まない。

これが地方の現実なのでしょう。

先ほど紹介した、
木下さんも高校生の頃から地方創生に携わり、

大学生で既に経営者になっていながらも、
何度も打ちのめされて今の状態になっています。

森岡毅さんも、USJ時代は
全く社員たちに支持されなかった時代がある。

よそ者が外から変えようとすると、
必ず摩擦が起きます。

だからこそ、中に入って、
一緒に変えていくという姿勢が必要になる。

やすさんのように、
地方で実際に行動を起こしていこうとする人は、
極めて貴重です。

このような人が増えていくことで、
日本は本当の意味で、
復活の為の経済成長ができるのです。

やすさんは、
現代世代の子育てを応援する記事も、
発信しています。

やすさんの行動に心動かされた方は、
ぜひ、一度訪れてみてください。


まとめ

筆者は
やすさんとのコラボ記事を書くまでは、
地方創生は相当簡単なことではないのだと思っていました。

しかし、木下さんの
コンパクトに経済を活性化させていく話は、
非常にイメージがしやすいですし、

役所がやると
どうしても高いコストになる事業を、
民間が請け負う形も
非常にイメージができるものだった。

このことに気付いて、
地方にこそチャンスがあるんだと動き出す
チャレンジャーたちが、
日本を元気にしていく
可能性を担っている。

こういう話を聞くと、

「オレも一緒に闘いてぇ・・・・!!」

と血が滾る悪いクセが出てしまいますが、
筆者は自分の専門とする分野で、
日本を元気できることを、
ほんの小さなことでもやっていきたいと感じています。

そうやって、
それぞれの分野で、
それぞれの人が、
自分の器でできることをやっていく。

日本人は
一度立ち上がりモードになれば
強いと信じているので、
日本人の心ある人たちが、
連帯する未来が訪れるようにしたいですね。


この記事が、
良かった、役に立った、
やすさんを応援したいと思われた方は、
やすさんの記事に、
スキ、コメントをしてくださるとうれしいです!

共育LIBRARY×メンバーシップの仲間のコラボ記事は、これからも発信していく予定ですので、楽しみにしてもらえるとうれしいです♪


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