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#2 正規職員しながら博士課程に進学―その手順と合格までの流れ―


はじめに


#1で書いたように 、私が博士課程に進学することになった「はじまり」は、育休後の職場復帰を巡る「洗礼」だった。ただ、その時点はまだ博士課程に行くことも意識しておらず、具体的に研究したいテーマや、沸き上がるような思いはなかった。
 博士課程に進学することを初めて意識したのは、仕事として行った職場の教育史研究を始めるにあたり、博士前期課程(以下、マスター)の時の恩師(教職課程の先生方)に報告がてら相談に行った時にさかのぼる。
#2では 、大学院に進学することを初めて意識した時から、実際に大学院に合格するまでの手順と流れをお伝えしたい。合格までの手順と流れは、「【リライト】正規職員をしながら大学院に進学する手順―教育系・博士後期課程の場合―」に若干の加筆修正をしたものである。

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子育て真っ盛りの中高教員アラフォー(当時)が、ひょんなことで教員しながら大学院博士後期課程に進学。6年間で博士論文を無事書き上げ、博士号を…

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