投げ銭の「恩送り」報告 ➀
本日(2022年3月10日)、拙記事に対する「投げ銭」(2022年2月までのご支援)と、拙著売上金の一部を合わせて、2023年4月開校予定である沖縄県初の夜間中学校「東表中学校」の寄附として納めさせていただきましたことを、ここにご報告申し上げます。
金額:8,578円
ご支援・お買い上げいただいた皆様に、この場を借りて心より感謝申し上げます。
今後、ある程度まとまった金額が集まったところで寄附をさせていただき、noteでご報告させていただきます。
「東表中学校」の寄附の方法は2つあります。一つが一般寄附で、その都度寄附をするものです。「投げ銭」等は一般寄附で納めました。
もう一つが自動払い込み寄附です。これは、毎月一定額を継続的に納めるやり方です。
私個人としては、一般寄附とは別に、自動払い込み寄附をさせていただくことにしました。今月からスタートしました。
その申し込みをした際、継続寄附の方には、フリースクール珊瑚舎スコーレが運営している「自主夜間中学校」で学んでいる方々へ聞き書きをしてまとめた、学校NPO法人珊瑚舎スコーレ編『まちかんてぃ!動き始めた学びの時計』(高文研、2015年)をプレゼントしてくださるそうです。
※もしかしたら、数に限りがあるかもしれません。
この本に書かれているお話を読むと、いかに沖縄戦の直前あたりから戦後しばらくの間にかけて、学びたくても学べない状況にあったかが、ありありと伝わってきます。加えて、学校へ通いたいという思いを何十年も持ち続け、その機会を待ち望んでいたことがよくわかります。
人間にとって、学ぶことはまさに生きる希望。裏を返せば、それを削がれることは、人の人権が著しく奪われることです。その奪われた権利と時間を、この夜間中学校は取り戻してくれる場所なのです。
以上、投げ銭の「恩送り」報告➀でした。