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僕が政治家にコーチングをしたい理由

僕は起業する時に、いわゆる社会起業に興味があった。

単に利益を追求するだけでなく、社会全体にポジティブな影響を与える仕組みを作ることに強い関心を抱いていた。

結果、1歩目は事業としてコーチングすることを選んだのだが。

経営者としてのキャリアを積む中でも、「自分の仕事が社会にどう役立つのか」という視点は常に僕の軸にある。

それを実現できるのは、政治や政策といったもっと大きな仕組みに関与する人たちだ。
そして、政治家こそがその中心にいる存在だ。

経営者としての企業活動にはどうしても限界がある。
どれだけ意義のあるサービスを提供しても、企業活動の目的は「利益の追求」なのだ。

極端に言うと、「社会の為になったとしても利益を出せないならやる価値がない」という評価基準だ。

だけど、政治家の評価基準は「どれだけ日本を良い方向に導いたか」ということだ。

政治家は、日本全体、時には世界に影響を与える。
そのスケール感こそが、僕が求めている「社会性」と一致している。

僕は、政治家がその使命を果たす過程で迷ったり、葛藤したりする場面に寄り添い、彼らが本来の力を発揮できるようサポートしたいと思っている。

ここで、「なぜ僕自身が政治家にならないのか」という問いが浮かぶだろう。

理由はシンプルだ。
僕自身が政治家になれば、自分の意見や信念を貫くことに集中する必要があり、僕自身が本質的ではない活動にエネルギーを奪われ、視野が狭くなってしまう。

一方、コーチとして政治家を支える立場であれば、個々の政治家が抱える課題を客観的に俯瞰し、広い視点からのアドバイスやサポートができる。

それが、僕自身の性格や経験に合った役割だと思うのだ。

また、政治家として影響を与えられる範囲は、自分の選挙区や関与する政策に限られる。

一方で、コーチングを通じて多くの政治家と関わることで、彼らそれぞれが日本全体でポジティブな変化を起こす手助けができる。

そうすれば、僕自身の影響力も間接的に広がり、社会全体に貢献することが可能になる。
それは、もともと社会起業に興味を持っていた僕にとって、より自然な目標なのである。

コーチングの本質は、相手が自分自身で答えを見つけてアクションを起こすのを助けることにある。

政治家にとって重要なのは、自分の内なる声に耳を傾け、本当に信じる道を見極める力だ。

僕が直接解決策を与えるのではなく、彼らが迷いや葛藤の中で自らの道を見つけ、主体的に行動できるよう支援する。

それが僕がコーチングを選ぶ理由であり、政治家にこそ必要なプロセスだと思っている。

違いがあるとすれば、僕自身がプレイヤーとして前に出るのではなく、政治家という「社会を動かす力」を持つ人々を支える立場にいることだ。

僕の中で、社会起業への関心と政治家へのコーチングは一本の線でつながっている。

どちらも社会をより良くしたいという願いから始まっている。

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