2021年度 #ニコ生仮想ドラフト 埼玉西武陣営まとめ

※一部チーム編成に関するデリケートな話題を含んでおります。苦手な方は閲覧をご遠慮ください。



1.ニコ生仮想ドラフトに参加させていただきました

10/9(土) #ニコ生仮想ドラフト に埼玉西武ライオンズ担当として参加させていただきました
この #ニコ生仮想ドラフト は じんぎさん(@jing_draft) が毎年ニコ生で配信される仮想ドラフトイベントでドラフト界隈内ではドラフト前の各種仮想ドラフト1年の締めくくりということで注目を集めているイベントになっています

仮想ドラフトというものについてはこの記事をご覧の方はご存知の通りだと思いますのでカットさせていただきます(笑)

あくまで「仮想」であり「予想」ではありません

「予想」に関しては ARAさん(@arai_san_28) が主催されている #ヨソドラ を参考なさってみてはいかがでしょうか

URL
https://note.com/a_ra/n/n3c7afcc8165d#bpFmi

2.ドラフトまでの流れ

今回は私が理想とする来季の陣容から逆算し、こういう流れで進めていきました

➀戦力整理
➁オフの動き
➂配置転換
➃指名ポイントあぶり出し
➄リスト整理
➅指名戦略立案

3.強力なサポーター陣

今回、準備期間が少し短く協力者の存在が必要となったため2名の方にサポーターになっていただきました

・すん (@sunsun_df)さん
ライオンズファンでドラフト関係では以前からから親しくさせていただいている方です。
仮想ドラフトで同じ陣営で何度か組んだこともあり、各地方のコアなドラフト候補を把握されているのは脱毛いや脱帽します。今回は編成ではライオンズファン別視点で意見、指名計画決定の際はニーズに合わせたドラフト候補の提案をしていただきました。
毎年横浜DeNA陣営でこのイベント参加されていたのは存じ上げていたのですが、その膨大なドラフト候補の知識量が欲しかったので声掛けて参加していただきました。

・拓海 (@SASUKE2728)さん
ロッテファンでこちらも以前から親しくさせていただいている方です。高校野球まで経験があり、NPBだけに留まらずMLBにも精通しており勉強熱心なため私より選手を見る目が肥えています。
今回は編成では他球団ファンから見た改善案の提案、指名計画決定の際はこちらの挙げた候補を分析していただきました。
元から呼ぶタイミングを伺ってたところで「参加するんだね」と一言きたのでそのまま誘って加わっていただきました。

2人がちょうど良かった気がする

4.戦力整理、オフ、配置転換

※ここから戦力外等のデリケートな話題となります。実名で戦力外という書き方はしませんが苦手な方は閲覧をご遠慮ください

まずこちらが10/9(土)現在の陣容です

無題

昨年からドラフトが先になってややこしいですが、まだ正しい形が見えてこないので一昨年までのように戦力整理を先に行いました

無題2

ここからオフの補強を考えます

FAは余程でなければ獲得をしない球団なのでFAの選択肢は消します

となってくると新外国人の補強ですが、今オフは大幅な入れ替えが予想され、私も大方の意見と同じく大幅に入れ替えをしなければならないと思います。内訳としては投手2名と野手1名を退団としました

【追記】10/7 Twitterにてニール、ダーモディ、スパンジェンバーグ退団へという内容の新聞画像を確認 大方予想通りといったところでしょうか

これに加えてシーズン途中退団したメヒアの枠も空いたままのため4枠空きました。ここから陣営内では「今の西武は事情があるのか4枠全てを一気に埋めてくるとは思えない」で一致したため新外国人は3名で考えることに

次にどのような選手を獲得するかですが

主力選手の移籍、山川の不調、中村・栗山の高齢化などによって低下した得点力(1試合あたり3.71点)を優勝した2018年(1試合あたり5.54点)や2019年クラス(1試合あたり5.29点)に上げる必要があると考えました。そのため配分は野手に2名、投手を1名としました

・野手➀一塁手 兼 左翼手 
成績が低迷している主砲・山川の競争相手として獲得
山川次第では左翼やDHに回り栗山、中村の大ベテランコンビも代打での起用に慣れさせるためにベンチの割合を増やしたい
栗山、中村の今後のためもこの補強と山川の復活は必須

例:スレッジ(08,09,12日本ハム、10,11横浜)、アンダーソン(14-16巨人)、ギャレット(16-17巨人)

・野手➁両翼手
1軍で結果を残しつつある若手外野陣に競争相手として獲得
若手外野陣が一気に台頭してきたことで安心しがちだがあまりにポジションが空きすぎでは
ここは思い切って外国人補強に舵を切ってほしい。とにかく1ポジション埋めるか同格の競争相手を増やすことで更なる活性化につなげたい
ここはいわゆる当たれば儲けものの格安助っ人でも良い(実現性は低いが...)

例:バレンティン(11-19ヤクルト、20,21SB) ※現在のバレンティンではない

・投手➀先発タイプ
先発投手として一皮剝けつつある今井、松本に更に火をつけるため先発型の新外国人を獲得したいところ
個人的に先発に回してみたい平良もこの中に加えて先発を更に強化したい
ウルフ、ニールの系統で成功率も上がっているのでまた似たようなゴロピッチャーで2019ニール以来の外国人二桁勝利投手となれば優勝も大きく近づくのでは

どれも願望が過ぎましたね。特に外国人市場に詳しい方々は気分を害されたかと思います。お詫び申し上げます

続いては配置転換です

上記の新外国人に加えて各配置・ポジションを換えドラフト指名選手を除いた来季の陣容としました。正直根拠は薄いですが一つ意見としてご覧ください

無題3

主な配置転換
・平良先発転向
→ブレイク前は下で先発、春先も調整の時間等あるもののもう少しじっくりテストしていただきたい
ただ彼より平井の先発再挑戦が現実的な落としどころだろうか
・上間、與座ロングリリーバー
→先発としてもう少し欲しいが、彼らがロングリリーフでベンチいると心強い
・十亀先発復帰
→リリーフでも頑張ったが先発でイニング食べるのが真の姿ではないかと感じる
ひとまず来季は先発調整だろうとは思うが
・宮川先発登板
→下で先発して引き出しを増やたい。先発リリーフ問わず復活してほしい投手
・伊藤ショートイニング専念
→サイドが一時的なものか否かはさておきショートイニングで目いっぱい投げて連投適性も見たい
・水上、田村の勝ちパターン入り
→彼らがというより7回からの勝ちパターンを毎回同じ3人で回すのではなく4人の中から3人を流動的にの意味合いのほうが強い。今は彼らが最も勝ちパターン入りのチャンスなのではないかという位置づけだ。とにかく投手の疲労を考慮した起用を意識していただきたい

5.指名ポイント

戦力整理が終了し今回の指名ポイントを出しました

また渡辺久信GMより「育成含め10名程度の指名」ということで指名は10名を基準にすることに決定しました

・1年目から1軍で活躍できる選手
・渡邉1軍昇格により空いた2軍先発投手
・平良先発転向により補充必須のリリーフ
・牧野の新たなる競争相手 ※1
・二遊間いずれかのプロスペクト
・渡部遼人
-育成-
・水上に続く好素材投手
・良さげな投手
・面白そうな高校生野手
・※1を逃した際の育成で獲得できる捕手→この際は中熊支配下登録

6.指名一覧と寸評

第一巡選択希望選手 隅田 知一郎 投手 西日本工業大学

当てました、やりました

今年の大学社会人のNo.1投手 異名は「九州のドクターK」
チェンジアップ、スプリット、スライダー、カットボール、ツーシームとプロでも通用する変化球を複数持ち、ストレートもしっかり空振りが取れる。その上抜群の制球力で相手を翻弄する
大学野球選手権まで駒を進めた後の上武大学戦では8回1失点14奪三振で完投も敗北、強打者・ブライト健太から一発を浴びたが「直球で抑えてストレートを意識させる」という野球IQの高さ、初めての神宮で難しいと言われる神宮マウンドで強烈なインパクトを残した好投手は西武投手陣のみならず選手、スタッフ、フロント、GMを含めた球団内でもまぶしく光輝くだろう

第二巡選択希望選手 達 孝太 投手 天理高

元々は山田・松川を外れ1位に予定、松川は2巡の指名も視野に入れていたものの1番最初に読み上げられたということで指名序列で次点の達を指名

高校生の長身右腕
今年1軍デビューを果たした渡邉勇太朗の当時よりストレートの質が良く春のセンバツでは強力宮崎商業打線を相手に10奪三振、ストレートは軒並みバットの上を通過させていた
渡邉が1軍のローテーションで投げるようになり空いた2軍先発枠で1・2年鍛えよう
高橋光成クラスのフォーク、今井クラスのカットを使えるスターターになったら最強
ちなみに達も指名されていた場合は時点で同じく高校生投手の竹山、動きが早まった野手から古賀を指名候補に挙げていた


第三巡選択希望選手 渡部 遼人 外野手 慶應義塾大学

指名ポイントの1つに挙げたが予定通り獲得できた

これだけ守れる中堅守備は今年では唯一無二
外野手自体は多いが正中堅手候補・若林の競争相手に乏しく、金子・岸ともにセンター守備に多少の難があるため指名。打撃に磨きをかけて守備走塁の強みを活かして競争相手に名乗りをあげてほしい
元々高水準の守備走塁に打撃成績の向上でこの順位でないと難しくなってきた印象
すぐにでも代走守備要員にしたくなるがそこは堪えて1軍の試合に出せる打力を身に着けるまで下で鍛えていただきたい、が下では鈴木将平との熱い競争が待っている

遼人、頑張れ 若林、岸、将平、負けるな

第四巡選択希望選手 吉村 貢司郎 投手 東芝​

元々は小木田をTDKに手土産を持っていく条件で指名予定(序列も三巡に位置させていたが)
優秀なサポーターの評価で吉村という結論に至った。ドラフト順位や東芝OB宮川の現状とポジション重複リスクを考えると厳しい可能性は否めないが仮想だからOK理論で突破

最速153キロの真っ直ぐ、スライダー、フォーク全てでカウントを作れ、
全てで勝負出来る社会人最強クラスの投手。ここに110キロ台のカーブを加え制圧する
長いイニングを投げる先発として、暴力的なリリーフとして共に期待したい
(サポーター 拓海)

前述の配置転換で平良先発、十亀先発、宮川先発登板としていたがいずれかを諦める必要性が出てきたところか 吉村リリーフもそれはそれで見てみたい

第五巡選択希望選手 松井 友飛(ともたか) 投手 金沢学院大学

こちらも四巡から予定していた選手、残ってて嬉しいと思える投手。市川、寺嶋ら高校生投手や西濱のような独立高卒一年目も考えたが大学生ラインで評価の高かった松井が残っていたため指名

左足の独特な動きが特徴の長身右腕。最速151キロの力強い真っ直ぐとスライダー、フォークで三振を量産する。力みすぎて甘いボールを通打されるやカウントを悪くして自滅等目立つがカウントを作れる球種が増えれば四球率も改善するはず
(サポーター 拓海、すん)

北信越にも勢力拡大していきたいところ

第六巡選択希望選手 西濱 勇星 投手 群馬ダイヤモンドペガサス

今年も魅力あふれる独立リーガー陣で最も個人的に刺さった投手、ちなみに独立枠等は関係なく
元々は市川、寺嶋を予定していたが指名されたため(そもそも残るとも思ってなく)指名

8月に152キロを記録し、ノリの良い時は多くの三振を奪い取れるが、まだフォームが固まっていないという独立リーグファン間での評価を聞き抵抗は感じた
しかし動画で拝見した際はそのノリが良い日の彼だったのか鋭いストレートが低め、際どいゾーンに決まっており相手を手玉に取っていた
指名候補もさほど残っておらず育成に残らない可能性も少なからずあると感じたため指名を決行
渡辺GM、潮崎編成Dの指名でよく一目惚れ枠と揶揄されるが、良い日の指名選手の姿を追い求めてしまう私もこの仮想をご覧になられたファンの方々から同じように揶揄されるのではないかと恐れている
(くるドラ)

群馬DPで高卒1年目ながら登板を重ねる152キロ右腕。高校入学から卒業までに40キロ球速を伸ばした伸びしろに高回転の直球が武器。変化球の精度も上がってきたか。制球はもともと良くはなかったが環境に適応してきてからはある程度ストライクは入るように
伸びしろがエグいので欠かせない戦力になる可能性も十分。早くから1軍のマウンドを踏みたい
(サポーター すん)

【追記】不勉強なもので練習生降格を把握しておりませんでした。気分を害された西濱選手関係者、独立リーグファンの皆様には深くお詫び申し上げます(くるドラ)

育成第一巡選択希望選手 川端 健斗 投手 立教大学

残ってくれていた中川勇斗を指名の予定だったが直前で指名されたため指名転換
中川でないパターンは用意されていたため二巡目予定の川端を繰り上げ指名、本指名がもう少し野手寄りになればかなりリスキーだが7巡目の指名も視野に入っていた説明は不要なレベルの有名な投手
1年の時は本当に凄かった、キレのある直球はバットの上を通過しておりいずれは立教を支えるエースと思っていた矢先の登板激減だった

そのストレートに加えてキレあるスライダー、カーブも非常に良いものを持っていたためビルドアップさせながら復活を待ちたいところだ
(くるドラ、サポーター 拓海)

育成第二巡選択希望選手 大友 宗 捕手 帝京大学

プロスカウトも認める超強肩から繰り出される送球は正確性も◎
打撃は確実性は高くないが、捕らえた打球はスタンドまで十分届く
4年からレギュラーの座を掴んだためリード面では若干経験不足な面もあるが実戦力をファームで鍛え、徐々に捕手陣の争いへ加わっていきたい
(サポーター すん)

牧野・中熊に刺激を与え自分自身も成長していける捕手になっていただきたい

育成第三巡選択希望選手 井崎 燦志郎 投手 福岡高

超進学校の149㎞右腕。ストレートは本人も言う通り全国レベルと比べても遜色ない
クイック等の技術や変化球の使い方等細かい部分はまだまだだが、無限の伸びしろを感じる
2~3年じっくり土台を作って、1軍のローテーションを守る先発になることを期待したい
(サポーター すん)

豆田ルートに期待、豆田も頑張って早期卒業して欲しい

育成第四巡選択希望選手 選択終了

渡辺GMの「10人程度」というコメントで10人の指名を想定していたが野手指名が想定より速く
更に高評価の投手が軒並み残ったため、指名予定の選手をあまり押さえられなかった
投手をこれ以上は増やせず、捕手は指名済、内野はここでは指名基準を満たす選手がいない上に来年1年は問題なく回せると判断、外野手はもともと数が多く渡部指名してしまった以上は増やせないと判断した(高校生で秋山、前田、柳澤、西原は評価していた)

画像5

7.最終的な来季の編成

ということで最終的な来季の編成はこうなりました

無題4

二軍投手が一気に増えましたね。来年野手市場になり好素材の選手が集まればいよいよ3軍本格始動といったところでしょうか。実際は読めませんが楽しみになってきました!

8.おわりに

改めて、主催されたじんぎさん、各陣営で担当・サポーターをされた方々、そしてご覧いただいたすべての方々、お疲れ様でした!

やはり仮想ドラフト等、ドラフトの各種イベントは自分の考えをまとめ発信するいい機会だと思います。贔屓球団のドラフトを改めて考えるキッカケになれば幸いです。DM等でご意見・ご感想もお待ちしております

長々と拙い文章を最後までお読みいただきありがとうございました。本番のドラフトも楽しみましょう!!

明日(というか今日) 10/10(日)はドラフトまでもう時間がないということで振り返りキャスをやっていこうかと思います。

具体的な時間は決めておりませんが20時前後を目安に考えています。

興味のある方はぜひお越しください!


それではこの辺で

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