NFTの「シンボル」とは?独自コントラクトの設定必須項目を解説します
シンボル(Symbol)とは
独自コントラクトで毎回設定するsymbol(シンボル)。
これググっても全然意味や解説が出て来ないんですよね......
ざっくり説明すると、symbol(シンボル)とはNFTが仮想通貨的な性質を持っていた頃の名残で「トークンの単位」を表します。
(例えばドルをUSD、円をYENと表記するようなもの)
NFTにおけるシンボルはあくまで昔の名残に過ぎないので、実質的な機能は殆どないです。
一般ユーザーが意識することもまずないと思います。
よってシンボルの命名に頭を悩ませる必要は全くなく、シンボルのよくある命名方法に機械的に当てはめてしまうだけで良いと思います。
シンボルの命名方法
最もよくある命名方法の一つがコレクション名を構成する単語の頭文字を取った大文字にすることです。例えばBored Ape Yacht ClubのシンボルはBAYCです。
または、コレクション名が短かったり、良い感じの単語ならそのまま使います。例えばAzukiのシンボルはAZUKIです。
あとは上記に加えてトークンを意味するTを語尾に付けたりもします。
個人的にはコレクション名を構成する単語の頭文字+Tにすることが多いです(例えばコレクション名がhoge piyoならHPT)。
シンボル命名の際の注意点
注意点として、シンボルはブロックチェーン上に直接記録される不変の情報です。
後から変えることは出来ません(重要)。
わざわざEtherscanでも使わないとシンボルを目にすることはありませんが、恥ずかしい名前とか非常識な名前にするのはやめておきましょう。
おわりに
初めてNFTクリエイターの方が独自コントラクトを作る時のハードルの一つがシンボルなので、LEADEDGEに新しく追加したい機能の一つとしてコレクション作成時に自動でシンボル名の候補を表示する機能を考えています。
(優先順位があるので今すぐには着手出来ないんですが😢)