第1話にて登場した水柱・冨岡義勇(とみおかぎゆう)の言葉です。町に出ている間に家族を殺され、唯一生き残った肉親・禰豆子(ねずこ)さえも鬼にされてしまった炭治郎。そこに鬼殺隊として現れたのが義勇でした。 禰豆子に刀を向けられ、炭治郎は土下座をして彼女を殺さないよう泣きながら懇願します。そんな彼を義勇は叱咤しました。一見、絶望の縁に立たされている炭治郎に対して厳しすぎるのではないか?とも思われましたが、実はこの言葉、己の非力さに嘆く炭治郎を想って告げたものでした。 初登場ながらもいきなり飛び出してきた名台詞。炭治郎を奮い立たせようとした彼の優しさが垣間見えますね。また、普段は無口でクール、無愛想という3拍子が揃った義勇が感情を荒らげた非常に珍しいワンシーンとしても有名です。