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【日記】1月20日〜1月26日

1月20日
朝から元ヘビメタバンドのドラマーだった配送さんとハードロックの話。自分はそこまで詳しくないけれど、学生時代にハードロックのコピーバンドでサポートドラムを叩いていたのでそれなりに話は合う。というより単なるツェッペリン好きという印象を持たれた様子。

昼休みに2月1日に水曜日のカンパネラがライヴを行う会場にチケットについての問い合わせをする。実にお役所仕事な冷たい対応で悲しい気持ちになる。

1時間弱の残業が終わり、会社内に放置されたままの自転車の防犯登録について聞きに交番へ行く。が、ここでもお役所仕事な対応でさらに悲しい気持ちになる。やはり自転車は買うしかなさそう。

1月21日
朝から課長との面談があるので早めに家を出る。
営業所で働く全ての人達と話がしたい、という意向で2日に分けて行われる面談のトップバッターが自分だった。異動が近いのでそのことについてがメイン。「何か悩みとか困っている事はあります?」と聞かれたので「もうすぐ異動なので、特にないです」と答えると「まあ悩みとかないだろうなと思ってました」と言われて困惑するばかり。

その後、入社希望の方がやって来て面接が始まる。変わったタイプの人だけど資格を多数保持しているのと真面目な方らしいので採用する方向とのこと。もし採用されたら自分が教育係を担当することになるとか。残り僅かなこの営業所での最後の大仕事か。

1月22日
朝、派遣会社の方がやって来る。所長と事務所の"テロリスト"の契約解除についての話し合い。程なくして本人が呼ばれて契約解除の通達。終わって戻って来た本人は哀しい目をしていた。

ところがその"テロリスト"が躍動する日になる。あれこれ振り回されて夕方には少々うんざりするほど。ここから退職日までこれまで以上に好き勝手やらないように願うばかり。

そういえば所長から「異動先の事務所に君専用のデスクを用意したからね」と教わる。しかし与えられたデスクは地区ブロック長の隣。毎朝緊張感に震えながらパソコンを開くのか。

夜、翌日の取材に関するやり取り。緊張する。

1月23日
朝から異様な作業量に追われる。今日は定時上がりなので先回りしてこなしたアドバンテージはあっという間に無くなった。

夕方になって事務所が暇だからか妙に機嫌の良いつばめさんが手伝いに来てくれるという珍しい出来事。が、新卒研修以来1年半ぶりの作業なので天然ボケを連発、さらに「これどうやるんですか!?」「ネジが回らないんですけど、なんでだー?」と切れ間なく聞かれまくる。
定時上がりは諦めて30分ほど残業。終わって電車に乗って待ち合わせ場所へ。

フリーライターの奈都樹さんの取材を受ける。詳しくは書かないけれど、テーマは恋愛や宗教について。話しながら思い出すことや気づくことも多い。聞き手役の奈都樹さんのおかげでリラックスして沢山喋っていた。

1月24日
寝不足のなかで迎えた金曜日。でも言葉を発することで心のデトックスをしたような感覚になって気持ちはすっきり。

昼前につばめさんに呼ばれて人気のない場所で話す。3月で契約解除になるはずのテロリストが自分が来月異動する営業所で4月から働くことになったと知らされる。しかも経験を買われての採用だそう。あまりの衝撃ニュースに2人揃って「あははは!はっはっは!!」と乾いた大笑いをするしかなかった。毎日のようにキツく説教されたり叱ってきた自分がいる職場で迷わず働くことを決めたのはある意味で凄い。鋼のメンタル。

すっかりモチベーションも下がったままでの作業。心なしか元気になってしまったテロリストが夕方になって躍動。つばめさんから口止めされているのでまだ何も知らない先輩からは「もう先短いのに相変わらず面倒ばかり起こすよな。事務所に手榴弾投げるか!!」と冗談を言われるも心から笑えず複雑な心境。それでもほぼ定時で終わる。

1月25日
普段よりも早起きして慌ただしく準備。水曜日のカンパネラのホールツアー初日を見に和歌山へ行く。
東京を7時前に出発して電車に揺られること7時間。和歌山県の海沿いにある紀南文化会館に着いたのが14時前。先行物販で新しいグッズを購入して会館の周りをふらふら歩いていると関西圏でのライヴではお馴染みのジャージを着た女の子達がいたので輪に入れていただく。旅先で知っている顔に会えてホッとしつつ冬の青空にリコーダーの音色が溶けていくのを聴くのは何だか素敵な時間だった。

開場時間が近づく頃、知り合いの方々が続々と紀南文化会館に集結。嬉しい再会に笑顔が咲き乱れる。

ツアー初日らしい慌ただしさや歌詞が飛んだりする場面もありつつ、新しいセットリストや新しい演出にテンションは上がるのみ。昨年暮れにサプライズで数回だけ披露されていた「シャルロッテ」がいよいよセット入り。曲中でチョコレートを食べる仕草をしながら口をパクパクさせる詩羽さんがとても可愛らしかった。

終わって仲良くさせてもらっている方々と車で姫路まで行く。みんなで同じホテルにチェックイン。そのまま近くの居酒屋さんで打ち上げ。さらにホテルに戻った後も男性陣は大浴場で語り合う。行きは寂しかったけれど、何から何まで楽し過ぎた土曜日。

1月26日
ぐっすり寝て朝食バイキングをみんなで食べてからまずは姫路城に行く。観光。

素晴らしい青空

急な階段をよじ登って天守閣まで行く。冬晴れに包まれた姫路の街を見渡すのは気持ちが良かった。
普段ひとりきりの遠征では観光もせずに移動だけで終わってしまうけれど、みんながいればこういう経験も出来る。
姫路から赤穂まで恐怖の山越えドライブをしつつツアー2日目の赤穂市文化会館にたどり着いたのは13時半過ぎ。和歌山でもお会いした方々、初めましての方々。みんなに会えて笑顔になる。さらにそこで急遽2月1日のライヴチケットを譲ってもらえることになった。

ツアー2日目、初日にあった慌ただしさやミスもなくなってちょうど90分のライヴが固まってきた印象。ケンモチさんによる新グッズ紹介コーナーの挟み込みも自然になっていた。
個人的に「赤猫」がダンサーの2人とともに演奏される新しい演出に変わり、イントロからアウトロまでずっと多幸感に溢れていて凄く好き。今回のツアーでの見どころのひとつだと思う。

ケンモチさんによる新グッズ紹介コーナーの様子

終わって名残惜しくも「また来週ね!」を言い合いながらみんなとお別れ。
詩羽さんもMCで話していたように、人との繋がりはあまりにも儚い。来年の今頃どうなっているかも分からない。昨年は「エジソン」をきっかけに水曜日のカンパネラと出会ってポジティブな変化に恵まれたけれど、この先ネガティヴな変化が思わぬ形で突然やって来るかもしれない。このホールツアーは水曜日のカンパネラのライヴを無心で楽しむことを主軸にしながらとにかく一つでも多く楽しい思い出を作る旅でもある。ツアーはまだ始まったばかり。次の週末は岐阜だ。

電車を乗り継いで姫路から新幹線に乗る。座席に長いこと座り過ぎて途中からはお尻が痛みながらの東京モドリ。

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