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【日記】4月24日〜4月30日

4月24日
朝、いつもの時間になっても上司が来ない。何となく予感がしたので課長に確認してみると熱が出たので休むとのこと。睡眠不足と長い休みから復帰した疲れと必要以上に気を張っていたのが原因か。
そのまま課長に入ってもらって作業をするも大量の入荷に時間を取られて残業になる。最後には元リーダーも助けに来てくれた。

4月25日
昼食を食べにいつも行く某ラーメン屋へ。
自分は不意に飛び散ったスープでレンズが汚れるのが嫌なので毎回メガネを外して俯きながらラーメンを食べている。
今日も同じように裸眼で俯きながら食べていると頭上で衝撃音が聞こえた次の瞬間、何か小さなものが手の近くを通り過ぎていく感覚があったので目で追った。どうやらバイトさんが目の前にある厨房とカウンター席を仕切るプラスチック板に何かをぶつけて割ってしまったらしい。
気を取り直してそのまま食べていると箸先に硬いガチャっとした感触が。つまんで引き上げるとプラスチックの破片だった。すぐに店員さんを呼んでそのことを伝えると慌てた様子の店長さんが出て来てひたすら謝られる。
結局"お代はいただきません"となったけれど、腹八分目くらいで強制終了になったのでそれからずっと小腹が空いたままだった。

上司は今日も休み。という訳で引き続き課長に入ってもらう日。課長は補佐役なので作業は自分が色々と決めていかないので精神的に疲れる。さらに休みなく動き回っているので脚が痛くなった。
それでもほぼ定時で上がれたので良かった。

夜、グレアム・コクソン「ライヴ・アット・ザ・ゾディアック」DVDを久しぶりに見る。

4月26日
梅雨のような蒸し暑い雨の日。
上司は今日もお休み。
本来なら上司と捌くはずだった大きめな仕事をここ数日かけてほぼ一人でやっている。前回までは元リーダーがやっていた作業なのでほとんど自己流でやるしかない。締め切り前日には何とか終わりそうでひと安心。

夜、ナンバーガール「無常の日」ブルーレイを見る。
特典のドキュメントはコロナ禍に振り回されたバンドの生々しい記録だった。そして全てが終わって慌ただしく九州に帰っていくイナザワ氏の姿に長く続いた"祭り"の終わりを痛感して寂しい気持ちになった。たぶん再再結成はないような気がする。

見終わってZanjitsuというバンドのたもつ君をふと思い出してLINEしてみる。

4月27日
課長命令により上司は今週いっぱい休むことになった。来週になったらちゃんと戻って来るのだろうか。以前、仕事が上手くいかなくて精神的に病んでしまいしばらく休養したことがあったらしいので心配ではある。

お昼はすた丼。これは新人さんが食べた肉飯増し。

いよいよ連休前らしい慌ただしさに翻弄される日。疲労も蓄積してきているのでバテバテ。
なんだかんだで長めの残業になる。

夜、「ライジングでのNUMBER GIRL」を見る。

4月28日
月末、金曜日、連休前のトリプルコンボで超多忙な日。混乱の渦中にいながら気づけば全部終わっていた、そんな感覚に陥る。
ヘトヘトで帰宅しようとしたら電車が人身事故で止まっていることを知る。
「乗り換えの駅まで歩くか」
と、覚悟を決めるも配送担当の方が車で送ってくれることに。30分かけて歩くはずだった道のりが車だと5分くらいで着いてしまった。忙しい日の最後の嬉しい出来事。
家に着く頃も電車はまだ止まったままだった。

4月29日
朝からコーチェラでのゴリラズを見てノリノリになりつつデ・ラ・ソウルの亡くなったメンバーに対する惜しみない愛情に溢れたトリビュートを見て思わず泣く。

河野多恵子「男友達」を読み始める。

少し昼寝をしてから電車を乗り継いで荻窪〜新宿御苑〜田無を巡る。
新宿御苑駅で降りて地上に上がると懐かしい風景が目の前に広がった。ワイルドサイドトーキョー、この時期に開催されていたサーキットフェスで仲間たちと歩き回った街並み、伊勢丹、歩行者天国…。その中を独り歩きながらいろんなことを考えた。
"人生とはいくつもの時代のパレードである"
個人的にとても好きな言葉をふと思い出す。今はひとつのパレードが終わって次のパレードが始まる境目の時期なのだと漸く気づいた。だからいずれまた何かが始まるのだろう、そんな予感とともに。

夜、ゴリラズ「ザ・シングルス・コレクション」DVDを見る。

4月30日
またしても深夜に目覚めてしまったのでレッド・ツェッペリンを聴く。

朝から隣町のスーパーに行く。愛食している「ごくり。鶏白湯ラーメン」は地元のスーパーには取り扱いがないので3袋買って昼に早速食べる。先日の"プラスティック片混入事件"での食い足りなさを漸く補えた気分。

河野多恵子「男友達」を読み終える。群ようこさんのエッセイで紹介されていて気になっていた小説。

幼馴染の男友達を追うように上京した主人公・市子。彼女は自動車事故での負債を抱えた男との暴力的な性癖の情事に溺れていた。やがて結婚を意識するようになった二人はもはや性癖の枠を超える程の身体的にも精神的にも苛烈な暴力を振るい合う。そんな中、男友達が結婚することになり市子は彼の結婚式に参列する…という話。最後に市子が思い浮かべる言葉はもはや恐怖でしかなく、読後感はかなり重たいものだった。

群ようこさんはこの小説を"生活小説"と呼んでいたけど、確かにその通りだなと思う。

夜、ビートルズ「1」ブルーレイを見る。

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