うれしい予感

2018年1月29日 23:52

個人的にとても大好きな女優、たなか沙織さんが出演する舞台「シンクロ少女」を見に行きました。
恋愛に興味のない自分にも"恋愛って一体なんだろう？"って改めて考えさせられる、味わい深い作品でした。

そんな劇中で印象に残った台詞がひとつ。

「好きな人には笑顔でいてほしい」

実生活でも何度か耳にした言葉だけど、その言葉を聞くたびに"自分は笑顔でいられないから、そう思う人には愛されないのだろうな"ってネガティヴな意味合いで捉えていた。
しかし、この作品を見ていたらそれとは真逆の意味を思い浮かべた。

"好きな人には笑顔でいてほしい。だから私はあなたを笑顔にしたい"
そう考える人もこの世にはいるのかもしれない、そんなポジティブな考え。

残念ながら自分はそんな風に思う人に出会ったことはないし、好きな人を笑顔にする方法はとうに忘れてしまった。
けれど、もしかしたら自分にポジティブな考えを投げかける人にいつか出会えるかもしれない。
そしたら自分もその相手を笑顔にすることが出来るような気がする。

そんな事を見終わって、ふと思い浮かべた。

"恋愛"とは人と人との間に生じる誤解みたいなものかもしれない。
恋は身近にあるのだろう。おそらく、きっと。