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柳田悠岐選手との出会いvol.1(スポーツマーケティング)

今日は、アンダーアーマーので契約選手でもある柳田悠岐選手との出会いを書かせて頂きます。

あれは、2011年の4月の出来事だったと思います。

現在、私は商品企画担当ですが、当時はスポーツマーケティング担当で、高校、大学、社会人、プロ野球の担当をしておりました。

主な仕事は、アマチュアは、取引のある野球部のサポート。

(生意気な良い方をしますとコンサルティングです)

プロ野球では、契約選手のサポート、有望選手の新規獲得です。

Nike、adidasなどもそうですが

『スポーツブランドのプレゼンス(存在感)は、スポーツでしか発揮できない』

タレントやモデルじゃないんです。

やはりスポーツとアスリートによって、存在感を発揮できる。

それの最前線の仕事がスポーツマーケティングです。

スポーツマーケティングが頑張らないとブランドの勢いが死ぬ

それぐらいの覚悟を持ってこのスポーツマーケティングという仕事をやっておりました。

なので当時は、正直、休みとか関係無しにひたすらひたすら現場に足を運んで選手とコミュニケーションを図りまくっていました。

私は自分で言うのも何ですがそれなりに良い目をしていたと自負しております。(今度獲得に関わらせて頂いた方を改めてご紹介させて頂きます。また自身の仕事の経歴の棚卸しを近々でやります)

さて、柳田悠岐選手との出会いに話を戻します。

柳田悠岐選手との出会い

当時、アンダーアーマーでは、新垣渚選手、多村仁選手、松田宣浩選手と契約を結んでおり、確かその3名の方々がそれぞれ怪我で雁の巣球場まで会いに行った時のことです。(すみません。調べたら松田宣浩選手。この年初のフル試合、フルイニング出場していました🙇)

私は、試合前に球場に行き、納品している商品などのヒアリングや商品に不足が無いかを契約選手2名と確認していました。

まずは多村仁選手のところに行き、会話。

最後に新垣渚選手です。

それぞれ様々な注文を頂き、私は予定があったので直ぐに次の営業場所に向かおうと思っていました。(たぶん、1軍の松田宣浩選手に会うためです)

が、

新垣選手「良い選手いるよ。試合観てけば?」

松坂「誰ですか?」

新垣選手「柳田」

松坂「あぁ、ドラフト2位の。広島から来た選手ですよね」

新垣選手「そう。めっちゃバット振るし、とにかく凄いよ」

松坂「わかりました。では一打席観ていきます!」

雁の巣球場のバックネット裏で新垣選手と観戦。

3番センター柳田

ホークスは、ホームなので後攻。

相手チームの攻撃がすぐに終わり、ホークスの攻撃。

1番、2番と倒れ

「3番センター 柳田」

身体が大きく、お尻も大きい、そして足が長い

そんな見た目であり、まだ凄さは然程ない

でもデカい

それは、あっという間の出来事でした

ファーストストライクをフルスイング

打球はあっという間に左中間方向へ

そして、その打球はワンバウンドでフェンスにぶつかる

バッターランナーの柳田選手に目をやる

馬のような勢い(身体も大きいのであの躍動感は凄かった)でものすごい速いスピードでベースを駆け抜ける

※「躍動感」、私が選手を獲得する際は、超大事にしていました。

外野はスムーズにクッションボールを処理

ショートに投げ、ショートは素早くサードへ

セーフ

しかも、悠々セーフ

あれだけのフルスイングをして、サードまで距離の短い左中間で、悠々とセーフ

衝撃でした

私は直感で「アプローチしよう」と決め

新垣選手に試合後に紹介して頂けるようにお願いをしました。

ファーストコンタクト

試合終了後、選手でゴッタ返すなか、新垣選手に柳田選手をロッカー前まで連れてきて頂いた。

この際に必ず確認することは、他社ので担当者が近くにいるかどうか。

理由は、プロ野球選手は必ずどこかのメーカーがサポートしているので、そのメーカー担当者の目の前でのアプローチは、NG。暗黙の了解の礼儀的なものです。この時は幸いいなかったです。(たぶん)

株式会社ドームの松坂恭平と申します。

私は担当直入に言った

「柳田選手、アンダーアーマーに興味ありませんか?」と。

柳田選手の回答は、「アーマーっすか⁉️メッチャあります(笑)!!」

私は心の中で「よっしゃーーー、和樹さんに良い報告できるーーーーー」と興奮しておりました。

※和輝さんは、当時の上司です。年間の予算の範囲であれば基本自由にやらせて頂いておりました。

また私が何故に唐突に「アンダーアーマーに興味ありませんか?(ありますか?)」と尋ねるのは、興味がない選手とは、いくら良い選手でも獲得しない。というポリシーがあったからです。

「興味がない=好きじゃない」

これくらい割り切っていました。実際に興味がない選手を無理くり口説いてサポートが始まっても良いことはないです。だって、興味がないんですから。

如何にブランドを好きでいてくれるか

メチャクチャ重要なポイントです。

あそこで柳田選手が「興味ないっす」という返答であれば、今の関係は無かったかも知れません。

アスリートはブランドの体現者です

直ぐに連絡先を教えて頂き、サポートの準備に入る。

アパレルのサイズ、好み

アンダーシャツのサイズ、好み

革手のサイズ、好み

スパイクのサイズ、好み

ランニングシューズのサイズ、好み

バットとグラブのサンプルを借りる

などなど

この出会いをきっかけに柳田悠岐選手との関係は始まりました。

が、しかし、柳田選手は、当時SSKさんにサポートを受けていたので、アンダーアーマーに興味はありつつも、SSKさんにも愛着や恩があるために併用して使う日々が続きました。(基本、どのプロ野球選手もこの既存メーカーへの「恩」というのは、かなりあります。すごく律儀です)

いつどこで、何が起きて、全てをアンダーアーマーにして頂いたかは、明日にまた書かせて頂きます。

最後に。(大切です、毎回言います)
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また明日も宜しくお願い致します。

こちら柳田選手がお気に入りの1着です。

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松坂恭平|マツザカ キョウヘイ 株式会社ONE4ALL 代表取締役CEO
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