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Netflixドキュメンタリー「ドラッグ・ビジネス」からビジネスの構造を学ぶ。Vol.1
皆様、おはようございます。
先週末にNetflixドキュメンタリーで「ドラッグ・ビジネス」を一気に観てしまいました。
使う使わないとかの興味ではなく、この依存性とビジネスの構造に興味があって、一気に観てしまいました。
面白かったのでちょいちょいtweetしたのですが私のフォロワーにドラッグに興味のある方はいなかったようで無反応でした(笑)ある意味正常なのかも知れません。安心しました(笑)
それぞれのドラッグのビジネスの構造を学べる
— kyohei1982(松坂恭平)/スポーツ×マーケティング/東京⇆新潟 (@kyohei1982) July 25, 2020
コカイン
需要独占
価値(価格)の安定は、長期ビジネスとしては必須
経済学 pic.twitter.com/i5L4l8lCIw
内容です。
違法でありながら巨万の富を生み出す麻薬ビジネス。問題の根本と本当の影響を理解するため、元CIA分析官が6種類の違法薬物の経済的な側面に鋭くメスを入れる。
6種類の違法薬物
1、コカイン
2、合成麻薬
3、ヘロイン
4、覚せい剤
5、大麻
6、オピオイド
1~5までは、聞いたことのある違法薬物でしたが6のオピオイドは知らなかったです。これがまたすごいんです。ビジネスの構造が。
観ながら携帯をチコチコ弄りながら写真撮りながらしたメモです。
1、コカイン
コカインのユーザーは、なんと世界で1,810万人。総量は、2017年で2000トンであり、この数字は昨対比で+25%にもなるようです。
日本にも379,500人もいるそうです。怖い。総人口が1億2596万人なので、それを379,500人で÷と、332。つまり、332人に1人がコカインユーザーに。本当かな。怖い。
調べました。
薬物を使っている国民は何人くらいか?
日本国内に薬物使用者は何人いるのでしょうか。2017年に実施された一般住民を対象とした全国調査1によれば、覚せい剤や大麻といった薬物を少なくとも1回以上使ったことがある国民(15歳から64歳が対象)は、全国で約216万人と推計されています。内訳で最も多いのが大麻です。使用者人口は、全国で約133万人と推計されています。
普通にいらっしゃるんですね。私は、ここの深堀りまでをしたいわけではございませんでの日本のユーザーの話はここまで。
コカインが身体に及ぼすのは、脳を騙す。それによって力が漲るなどがあるようです。
米国では、30gが900ドルほどで取引されるようです。
コカインは、実は、需要が増えても価格は安定しており、25年間、価格に変動がないようです。これは、需給のバランスを意識し、供給の安定性の担保、いつでもコカインが買えることの流通の確保などを行い、価格を安定させることで売りても買い手も安心できるようにしているとの事です。
ただ、これらの安定は、合理的に行われているのではなく、全て「暴力」によって支配されている。
週で4億2千万ドルの取引があるとのこと。
巨大カルテルの有名人は、下記のパブロ・エスコバル
詳細は、下記のリンクから
このパブロ・エスコバルは、このコカインビジネスを一気通貫で管理したいようです。生産~納品までの全て。巨額の利益を得られる分、全てに関わっているのでリスクはあったようです。
ですがこの巨大カルテルが破壊されたことにより、一気通貫のビジネスも破壊され、そのままビジネス自体も破壊されれば良かったですが、ビジネス自体は破壊されない。何が起こったかというとシステムが複雑化して、全ての工程を追うのが難しくなったそうです。つまりは、胴元だけではない人達も稼げてしまう構造になったとも言えます。
コカインの生産量のトップがコロンビアであり、コロンビアの経済は大変不安定であることから子供に将来何になりたいかのインタビューをしても、「大切なのは今」と答える子供が多いそうです。45%が飲料水を持たない生活をしており、80%は貧困線以下の暮らしをしているそうです。
そのためにコカインの産業に関わらないと生きていけない人が多く存在。8万2000にも及ぶ家族がコカインで生計を立てている。そのほとんどが国の所有地を違法で栽培。
コカの葉は、育てるのも簡単、3か月ごとに収穫が可能、絶対に誰かが買ってくれる、価格も安定している、そのようなことなどからやめられない。
他の作物、コーヒーなどはそうはいかない。農家は、生きるために利益を考慮して、合理的に判断しているとのこと。
コカインは、現在税関で5000キロほどを検査で取り締まっている。が、1400トンが毎年、検査の手を逃れてコロンビア国外に密輸されているとのこと。(「ザルやないかい!」と思わず突っ込みました)
1グラムの各国平均価格=密輸の難しさ
この図を見る限り日本に持ち込むのは、世界に2番目に難しいみたいです。
危険の伴う輸送のプロセスで価値は高まる
コロンビア1キロ2500ドル
メキシコのマンサニージョ1万2000〜1万4000ドル
メキシコのシナロアで1万7000ドル
アメリカのカリフォルニアで2万6000ドル
300キロ810万ドルが米国末端価格2460万ドルに
今、密に最適なのがこのメキシコのフアレス。
アリゾナのように砂漠を越えなくて良い
数日間歩けばいける
自動車では、1台3~5キロ積める。
麻薬を買う人は、苦しみの連鎖からなる産業を潤している
巨大ビジネス組織の裏側では、搾取される弱者がいる
(マルクス資本論。労働力の搾取)
コロンビア麻薬対策105億ドルが消える
50万人が死亡
コカインには、そのような実態がある。
この元CIA分析官は、完全に禁止することはできない。合法化にするしか道はないと言っていました。
明日は、2の合成麻薬について書きたいと思います。
『Never too late-人生に遅すぎることはない-』
日々精進
最後に。(大切です、毎回言います)
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読了ありがとうございました。
note継続177日目/203記事目
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