絶対に負けられない戦いに向けて。価値ある勝ちとは。

おそらく最後に30度を超えた状態で試合をしたのは2018年のオークランド、ベイオリンピック在籍時のプレーシーズンのトレーニングマッチだった気がします。 別にこの試合で30度行ったわけではありませんが。 それだけ夏の試合というののから離れているという事ですね。

さて25度付近まで上がって行われた一戦。 

まだコンディションが3割くらいと言われた為今週は火曜に朝と夜の2部練を行い、少しずつ上がってくる兆しはあるとは思いますが、実際プレーするとまあ体が重かったです。 

もちろん疲労もあるとは思いますが、純粋にまだコンディションが上がっていないなと。

ただそれでも感覚や視野の部分は良くなってくるもので。 毎試合少しずつ良くなっているのかなと。 初動負荷トレーニングの良い影響でロングボールも蹴りやすくなりましたし。 もちろん感覚やキックの感覚もまだまだ本調子ではありません。
こっそり得点も取れましたし。 公式戦での得点は2018年ベイオリンピック在籍時のハーフラインからの得点以来です。 日本では・・・、多分高校以来? 大学とtonanの時は公式戦ではとってないと思うので。

さて、タイトルにもした「価値ある勝ち」とは。

結論から言うと「成長に繋がった」勝ちです。 それがチームとしても個人としても。 では少し細かくお伝えしていきます。

①大事な試合での勝利

シーズンを通して必ず勝たないといけない試合があります。 各大会の決勝、昇格や降格を掛けた直接対決はわかりやすい例ですね。

そういう「勝ち点3」以上の勝ちがある試合を勝つというのはチームとしても個人でも自信に繋がり、その自信が成長に繋がっていきます。

トーナメントやリーグ戦でも勝ち進むごとにチームが良くなっていくのはここが一つの要因ですね。

こういう当たり前の事わかっておくとより自分が成長するためにも勝つことを意識出来るかと思います。

②やりたい事がやれたか

少なからずどんな試合にも選手が各自にどんなプレーにチャレンジするかがあります。 それは監督のゲームプランもそう。

そのチャレンジにどれだけアプローチできたか、ゲームプラン通りに行ったか。 その上でチームが勝てたかどうか。 そこが大事です。

個人個人がやりたい事にアプローチした結果うまくいかなかったかもしれないけどチームが勝つかもしれません。 ゲームプランが多少狂っても勝つかもしれません。 でも大事なのは「例え多少失敗したとしても勝つ事」です。 

もちろんそうなった時にその後の修正は必須です。 選手がゲームプランを乱して勝ちにいくようであれば今後のチームの方向性も問われるから、指導者が叱咤する必要もあるかもしれません。 選手自身がやりたい事とチームを勝たせる事がマッチしていたか考え直す必要もあります。

そうして考えてまた行動することが個人でもチームでも成長に繋がります。
負けた時は考えますが、勝つと有耶無耶になることは多々あります。 勝ったからこそ考えて行動を見つめなす。

しかし、やりたい事がやれてゲームプラン通りに行ったのに負けたとなったら、そもそものやりたい事やゲームプランがその日の試合に勝つために必要な事であったのかどうかを疑うべきです。 

この話は公式戦に限ります。 トレーニングマッチならどんどん試して失敗するべきなので。 やり切れで勝つことで自信に繋がるので勝てるに越したことはありませんが・・・。

③では自分はどうだった?

まず試合のシチュエーションで言えばリーグ戦最終節。 消化試合ではあるけど来週にクラブ選手権が始まるため変な試合はできないし、勝っていい雰囲気で臨みたい。 そこで勝てたから①に書いてあることはOK。

個人としもこの試合課題として持っていたサイドチェンジや長い距離のクサビ、中盤へのビルドアップでも長短のパスの組み合わせはある程度できました。初動負荷の影響でのロングパスのレンジが広がったのが大きいですね。 

特に課題としては持ってなかったいヘディングですが、少しずつ感覚は戻ってきたかなと。 まだ一番良かった時期の2割くらいかとは思いますが・・・・。 

コンディションの部分はまだまだ追いついていない感は強いけど、90分の試合に順応できるようになった事や暑い中で試合を経験できたことはプラスになるかなと。 クラブ選手権は35分だから試合時間としては短くなりますし。 (なんで短くなるかは今疑問に思いました)

④まとめ

個人の課題の全般で言えばクリアしている事が多かったので昨日の試合は「価値ある勝ち」だったのかなと。 チームとしても手応えはあるようなので。

来週からはトーナメントなので負けたら終わりなので、また個人での課題の持ち方は変わってきます。 よりチームを勝たせる為に個人の課題を持ち今週のトレーニングを行っていきます。

Kyohei Kimura
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