オーバーヘッドで横突起骨折。
過去の閲覧数を見てもケガ記事が何故か人気のあるこのnote。
確かにケガの種類の多さではなかなか自信のある自分ですが、今まで腰付近はケガをするどころか少しの腰痛さえありませんでした。 農作業の時に軽く筋肉痛になったくらいです。
そんな自分が今回とうとう腰を痛めました。 背骨から伸びている突起の骨折です。
今回のケガで分かったことが二つあります。
一つ目は腰のケガを持ちながらプレーしている選手はすごい。
二つ目は診断が怪しいと思ったらすぐに違う病院に診察に行った方がいい。
今回はそんな事を感じる至ったケガの経緯を書いている記事です。
同じケガに苦しむ人がもしいたらリハビリなど参考にしてもらえたら幸いです。
①受傷経緯
2021年3月16日。 本当はとある社会人チームの練習参加するはずだったのに突然連絡が取れなくなった為急遽フットサルに行くことに。
そこでのフットサルで味方のキーパースローを直接オーバーヘッド。 サッカーやフットサルをやったことある人ならわかると思います。 後ろから来るボールをオーバーヘッドする難しさ。 我ながらよくゴール方向に飛ばしたと思います。
しかし当てることと枠に飛ばすことを意識しすぎたが為に腰から落ちてしまいました。 下が体育館のようなフロアだった為全く衝撃を吸収できず。
その時は歩くどころか呼吸しても腰に響き、タダごとじゃないないのはすぐにわかりました。 帰りの運転でもずっと痛かったですし。
②1度目の病院
その次の日にすぐに病院に行きました。 何しても痛い状態で、横になっているすらしんどい状況。
最初の問診まで待つ事3時間。 カルテだけを読みすぐレントゲンを撮ることに。 かなり強く打っているから骨折を疑うのは当然だと思ったのでその時は何も疑問に思いませんでした。
レントゲンを撮ってから待つ事さらに1時間。 下された診断が打撲でした。
この時にも触診はなく、レントゲンの背骨部分のみを診ての診断。 自分もその時は横の小さい骨が折れているなんて想像もつかなかったのであっさり診断を受け入れてしまいました。 これが結果的にはよくなかったんでけどね。
打撲ということで初動負荷のトレーニングも腰のケアを意識したメニューに作り替えてもらい、その時に練習参加する予定だったチームは全てキャンセル。
この時には実はほぼFCカラストでやることは決めていたので特に気にもしませんでした。 練習参加を断るのは気が引けましたし、声をかけていただいた方には申し訳ないと思いましたが・・・。
③2回目の病院
そうして2週間が経った4月1日。 一向に痛みが引かなくておかしいと思い別の病院に。 もしかしたら違うケガを負った可能性があると思ったので。 どんなにひどい打撲でも2週間痛みが引かないことはないだろうと。
触診で骨折の疑いが強いということですぐにレントゲンを撮る事に。
そうしたら案の定折れていました。 横突起と呼ばれる骨が。
上記のようにしっかり折れた跡が一本、ヒビが入っているのが一本の計2本にダメージがありました。
受傷後すぐだと見逃されるケースもあるようですが、2本だとさすがにないようで。
この時に診察を受けていなかったら骨折に気づくこともなく、痛みを抱えながらずっとプレーしていた恐れすらあります。 セカンドオピニオンは大事です。
尚、この病院にいくまで打撲だと本気で信じていたので高校生と試合をしたり朝練で通常通りトレーニングはしていました。 かなり痛かったですが。 この時に強く打っていたらどうなっていたことか・・・。
④骨折発覚から復帰まで
病院後に直接初動負荷のジムに行き骨折だったことを伝えてまたメニューの更新をしてもらう事に。
幸い骨はもうくっつき掛けていて安静にしないといけない期間は終わっていたので、そのままリハビリという流れに。
リハビリでやった事は腰付近の筋肉が固まっていたので軽い負荷で回数を多めの初動負荷トレーニング、腰に痛みが出ない範囲でのランニングでボールは最初1週間は蹴らずでした。
どうしても左側の腰が硬いと左側の肩甲骨や股関節の動きにも制限がかかってしまうのでそこの柔軟性の獲得は必須です。 骨折した後の付近の柔軟性は特に気をつけるべきポイントなのかなと。
本格リハビリの2週目にやっと対人プレー以外の練習に参加。 この時にはもうFCカラストへの加入が決まっており、移籍手続きを始めていて国際移籍終了後にSNSを通じて発表するのを待つのみでした。 なので朝練と併せてボールを蹴る環境に困らず。 コロナがあっても蹴れる環境があるのは助かります。
ただ、やはり横突起部分は痛みはこの時も多少残っていました。 特にボールを蹴ると骨に響く感覚は残っていて、この部分が完全に消えるのは蹴り始めてから2週間くらいは残りました。 最初はロングボール蹴ったら「ズキっ」と痛む感覚が強かったですね。
対人プレーを始めたのは4月の3週目。 なので受傷してから1ヶ月くらい対人プレーを始めるのにかかりました。 最初の2週間にちゃんとした診察を受けて1週目に休んでいてたらもっと早かった可能性はありますが・・・。
それでも当たろうとすると直接腰に当たらなくても響く感覚はありました。 骨折後に強く腰を打つシーンが執筆現在(6月1日)までないので強く打ったら痛みが出るかどうか定かではありません。 弱くても響く状態は1週間ほどで消えましたが。 今は多少のコンタクトがあっても問題ありません。
試合復帰したのが5月2日。 ケガから1ヶ月半ですね。 その前から試合がギリギリできるコンディションにはあったので腰の痛みさえ消えれば出来るという状態ではありました。 実際はあと1週早くても大丈夫でしたし予定通り1週遅い試合で復帰するはずでしたが、チームのスケジュールの問題とメンバーの関係でこの日に復帰。
実際試合をやっても問題はなかったのでOKだったかなと。 この付近では練習や試合目に痛みが出そうな時は痛み止めも飲んでましたしね。
ただヘディングをちゃんとやり始めたのは試合に復帰する直前です。 ヘディングだけは腰への負担が直接来るので様子を見ながらやらないと危険なので。 未だに強くヘディングすると横突起にきそうなのでやっていません。
6月1日時点で腰にケガしていたっけ?くらいの感じなくらい痛みはありません。
強いヘディングとコンタクトだけ避ければ、ですが。
この週の週末から絶対に負けられない戦いが始まるので、もしかしたらセーブしないでフルパワーでやらないといけない場面が来るかもしれません。
それで痛めたら・・・、その時に考えましょう!
Kyohei Kimura
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