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(演奏する側)ジャズセッションに行く準備

演奏する側として
ジャズセッションに行きたい場合

やはりある程度
準備が必要です


黒本を買おう

まずは黒本を買いましょう

正式には
ジャズスタンダードバイブル
通称:黒本

ジャズセッションに行くと
必ずといっていいほど
全員持ってます
もしくは会場に備え付けの場合もあります

ジャズセッションで演奏するなら
この黒本に載っている曲からセレクトするのが
暗黙の了解になっています

黒本はこちら
(ジャズスタンダードバイブル)

版によっては掲載していない曲などもありますが
だいたい同じなので
ジャズセッション行く場合は必携です
ジャズスタンダードバイブル2
ジャズスタンダードバイブルB♭版
などもあります
(この記事の下にリンクつけますね)

黒本を入手したら
お次は・・・


1曲はテーマが弾ける曲を用意しよう

もうそのままです
テーマが弾ける曲
いわゆる「持ち曲」を
1曲は用意しておきましょう

ジャズセッションに行くと
だいたいは
ホストの方に
楽器名とか演奏したい曲を尋ねられます

演奏したい曲=テーマ弾ける曲

にしておかないと

いざ
曲がはじまった瞬間に
『え?テーマ誰がとるの???』
という混乱を招きます

リードシートをみなくても
演奏できる曲を
1曲は用意しておきましょうね


ソロに自信がなければそれも練習しとこう

そう
ジャズといえば
ソロ(=アドリブ=即興演奏)が醍醐味なんですが
譜面をみて
すぐにソロを弾けないのならば
ソロすらも事前に練習しておきましょう

事前に練習したら
即興演奏にはならないじゃないか
とも思いますが
演奏を止めてしまうよりは
マシです

できれば
3コーラス分くらいは
ソロを用意できていると
いいですね

いろいろなフレーズを用意・練習しておくと
ほかの曲で応用できますよ



黒本に載っていない曲は譜面を用意する

譜面があれば
ジャズセッションでは対応してくれることがあります
(※ジャズボーカルの方は譜面必須です:自分のキーが一般的ではない場合は移調したものを用意してください)
いつも5部くらい譜面用意しておくと
間違いないです

ちなみに
黒本に載っていない曲ということは
イチから採譜することになりますので
ちょっとハードル高めですね


リードシートはこんな感じで用意する

黒本に載っていない曲は
こんな感じでリードシートを用意しましょう

Denzil's Best

できるだけ簡潔になっているほうが
当然だけど分かりやすいです
自分以外は初見なわけで
あまり複雑にするとロスト(=いまどこ演奏しているか見失うこと)
します

特殊なイントロとか
エンディングがある場合は
それも書いておくとよいです

このリードシートを渡すと
ちゃんとこんな感じで演奏してくれます


ジャズスタンダードバイブル(黒本)のリンク

ジャズスタンダードバイブル

ジャズスタンダードバイブル2

ジャズスタンダードバイブルinB♭
(テナーサックスとかトランペットはこちら)

ジャズスタンダードバイブルinB♭2
(テナーサックスとかトランペットはこちら)

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Kyohei Uno|ジャズギタリスト・ヒーラー
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