フォークリフトが運転できると有利だろうか
フォークリフトって知ってます?
そう
よく工場の中とか
トラックから荷下ろしするときとか
そういうときに使われている
フォーク(爪)が上下するやつです
ぼく
あれ運転できます
いやいや
全然自慢するようなアレではないんですが
これまでの
職務経験の中で
重宝がられたことは確かにあります
でね
社員とかじゃなくて
バイトの身分でも
フォークリフト免許(や、ほかの特殊機材の免許)を持ってることで
時給上がったり
手当がついたりすることもあるわけなんですが
重宝がられる(ように感じる)
ということが勘違いを生じさせるんですよね
どんな勘違いかというとね、
たとえば
職場の中で
ほかにフォークリフトを運転できる人が
いなかった場合・・・
『ほかにフォークリフト運転できるヤツがいない・・・ってことはオレ、この職場に絶対必要じゃん』
みたいなやつです
確かに業務上、
フォークリフトの運転ができるスタッフがいることは必要ですが、
それがオレである必要はないんです
承認欲求というんでしょか
フォークリフトが運転できるスタッフが必要=それがオレ=自分が認められたような気がして
めちゃめちゃ一生懸命に仕事頑張ってしまうんですよねぇ
大事なことなので
もう一回繰り返しますが
業務上、
フォークリフトの運転ができるスタッフがいることは必要ですが、
それがオレである必要はないんです
これ
めちゃめちゃ落とし穴で
ぼくは
何回もハマってます(学習してほしい)
ひとつだけ例をあげましょうか
(つまり複数回ハマってる)
質流れ事件の頃は
ほんとうにいろんなバイトを掛け持ちしてて
その中のひとつ
猫さんマークの運送会社の仕分けをやってた時期があります
ある日、
フォークリフトの免許を持ってるスタッフさんが
急遽休みになってしまって
「おいおい誰がリフト動かすん?」
「リフト動かせないと仕分けできないよ」
なんていう状況になっていたんですよね
そんなときです
『ぼく、免許あります』
(周囲)「・・・え?(ザワザワ・・・)」
『ぼく、リフトの免許あります』
(周囲)「・・・ヒーローやん・・・(ザワザワ・・・)」
これですよ
承認欲求が満たされるこの感じ
本業がうまくいかない時期に
バイトをいくつか掛け持ちして
その中で「必要とされている感」が
めちゃシビれますよね
こうなってしまうと
妙な責任感が発生して
ただのバイト以上の仕事を任されるようになります
結果的に
本業に使う時間がかなり削られてしまうのです
そんな承認欲求なんかにシビれてないで
ちゃんと本業やったほうがいいです
整理しておきましょうか
(a)職場でフォークリフト免許保持者が必要
(b)オレはバイトだがフォークリフト免許保持者
このふたつの条件が合わさると
(c)職場でオレが必要
になっちゃいますが
大切なのは
(d)その仕事が自分の中でどういった位置づけになっているのか、です
(d1)その仕事がめちゃ好きでもうこの仕事以外考えられない!
(d2)生活のためにこの仕事を頑張りたい!
そういう類の気持ちならば
あなたも会社もお互い必要だと思っていますから
ぜひぜひ続けましょう
(d3)たまたま入ったらフォークリフト免許持っていたからその部署に充当されただけで別にこの仕事である必要はないし、なんなら本業がある
というパターンだったら
ちゃんと本業をやりましょう
ぼくは
ここに気づくまで
3年くらいかかりました
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