2020シーズン再開を前に
スポーツは真剣勝負。だから面白い。
勝ち・負けがあって、引き分けもある。
勝負事だから、対戦相手は倒したい。全力で。
時には、競う相手が “敵” に見えるかもしれない。
ひいきのチームを倒すなんて憎らしい!って。
勝ったり、負けたり、悲喜こもごも。
それでも、サッカーのある週末が
毎週めぐってくるのは幸せなことだったんだ。
「当たり前の週末」がなくなって、気づいたこと。
同じフィールドで戦う相手は、敵じゃない。
スポーツのある日常を取り戻すために、
手をたずさえて歩む同志だ、って。
今年はいろいろ不公平もあるだろう。
思い通りにいかないことも多々あるだろう。
でも今年にかぎっては、何かを敵視したりはせず、
共にシーズンを完走することが一番の目標。
勝ったり、負けたりもするけれど、
そりゃ負けたら悔しいけれど、
それよりもっと大切なのは、
チームをなくしたりしないこと。
サッカーが楽しめる日常を取り戻すこと。
スポーツ文化の灯をともし続けること。
フィールドで一緒に戦う相手も、
味方と同じ志を持っている。
対戦相手は敵じゃない。同志だ。
そんなキモチを胸に、再開を待とう。