J2視覚化計画2024〈第6節〉
序盤にして集団から抜け出したのは岡山と清水。岡山はATに劇的勝利、清水もきっちり勝ちきった。上位直接対決となった長崎vs甲府はドローに終わり、横浜FCが鹿児島に圧勝し、3位浮上。中段には栃木が好位置にスルスルっと上がってきた。その後方、勝点7には6チーム。出遅れた群馬はいまだ勝ちなし。
J2予報士 夢叶のJ2天気
みなさんこんばんは。「J2の気象状況」のキャスター・J2予報士の塩鶴夢叶(しおかく ゆめか)です。3月の3連戦の3戦目となった第6節の概況です。全10試合中、半分の5試合が引き分けでした。
前節、フアンマ晴れになった長崎は引き続き晴れ。今節は甲府に先制を許して曇りがちになりましたが、後半は猛攻。フアンマ選手の2試合連続ゴールで雲を吹き飛ばしました。ただ、複数の負傷交代が出たのは気になるところです。
甲府は晴れ時々曇り。これで連続ドローとなりましたが、アダイウトン選手の先制点は見事でしたし、終盤にかけて長崎の逆転ゴールを許さず、天気は持ちこたえました。守りに入ったのが早すぎた気もしますが、負けないことは大切です。
開幕からぐずついた状況が続く徳島地方ですが、雨は弱まり、少し持ち直しました。GKスアレス選手、DFエウシーニョ選手の奮闘が光ります。攻撃は相変わらず湿りがちですが、チャンスは作れています。今節の粘り強さを見ると、まだ「チームがバラバラ注意報」には至らないと感じました。
仙台は曇り。これで3連続のスコアレスドローとスッキリしない空模様が続きます。押し気味の展開でも決めきれないのは気になるところ。新加入のエロン選手や松井蓮之選手の“開花”が待たれます。
今節、鹿児島は猛烈な突風に見舞われました。前半で2人退場してしまう向かい風の中で、横浜FCになすすべなく4失点の完敗。昨季J1とJ3の差というより、11人と9人の差ですね。昇格組としては決して悪くない気象でしたので、ここで仕切り直しになります。
それではまた来週。有料ゾーンに特になにもありませんが、ご支援大歓迎です。
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