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2021_J2勝手に準備録~V・ファーレン長崎編

∽昨シーズンはどうだった?

3位(勝点80) V・ファーレン長崎 2020 シーズンサマリー | Football LAB
勝点80を奪いながらも自動昇格には届かず。3位だったのに…プレーオフをJ2に返せ! 各ポジションに能力(と年俸)の高い選手を揃え、毎熊晟矢、氣田亮真ら若手選手もグングン伸びるなど「戦力」としてはJ2屈指だったが、ここ一番での取りこぼし癖が仇となった(まぁ徳島や福岡も取りこぼしはあったが)。大胆なコンバートや実績ある選手の個の活かし方などは、手倉森監督ならではの美点だったと思うが、終盤にはクラブと監督との間に隙間風が吹いていた模様。ちなみにホームの勝点46はリーグ1位。アウェイチームにとっては魔境諫早。魔窟王ヴィヴィくん。早く専スタ建てろ!

∽昨シーズン気になった選手

FW16毎熊晟矢(→今季:DF16)
手倉森博士によって右SBへと魔改造を受け、大卒1年目から大活躍をみせたが、登録されていたポジションはFWなのである。前半戦はイケイケの突破でゴールやアシストにたくさん絡み、「夏のウインドーでJ1からオファーある?」と思われていたが(奪われることなく)、後半戦は対策もされたせいか勢いは落ちた。とはいえJ1から声がかかっても(…というか仙台に行った手倉森監督に連れ出されても)おかしくない選手だったが、無事残留。今季は最初からDFで登録。今年はターゲットとして都倉賢がいるのでサイドからクロスの武器度は跳ね上がる。

◆今オフの動向

【公式】明治安田生命Jリーグ移籍情報まとめページ 2021:Jリーグ.jp

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◆今シーズンの展望

今季もチームの心臓は秋野央樹とカイオセザール。秋野が安定している分、出来不出来に振り幅のあるカイオの調子がチームの出来を左右すると言っても過言ではない。好調時のカイオは「J2版ポグバ」。本気で手がつけられない(なお不調時は…)。昨シーズンの順位をみても保有戦力をみても昇格レースのポールポジションにいるのは間違いないのだが、新監督に吉田孝行を据える昇格人事を敢行。「コーチから昇格すれば路線継続」などというのは絵空事(体験者談)。正直なところ吉田監督の実績はパッとしないのだが、補佐役として京都で中田一三→實好礼忠を支えた佐藤一樹コーチが就任。欧州モダニズムな戦術にも精通する元フリューゲルス組・佐藤コーチの存在は心強い。が、彼の補佐官としての実績は2年連続8位である。あれ?イバルボはどうした?

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