藝大アートプラザで入棺体験記【後編】 Vol.6 〜アート✖️棺の「場」が凄い話〜
こんにちは。栗原正宗です。
TOP画は釈迦涅槃図の実写Ver.です!
本日は、7月30日、31日に行われた入棺体験記(後編)をお送りしたいと思います。
その前に、先週に続き、最高の試合を見せてくれた我が母校の記事を掲載させて頂きます。(感動しました)
では、本日の記事でございます。
では前編を数秒で振り返れるように参ります!!
まず!場所は #藝大アートプラザ でございます!
Memento Mori
Memento Mori 〜死を想え、今を生きよ〜展
死はだれにでも訪れます。
私たちは死から逃れることはできず、
この世に生まれ落ちた瞬間から
死に向かって歩き出している存在です。
逆説的ですが、私たちは死がなければ
生きることもできません。
だれにでも平等に訪れる死、
そして生は、
アートにとっても重要なモチーフだと考えます。
今回の企画は、
死と生に対してアーティストたちは
どんな表現をするのか知りたい、
そんな想いから生まれました。
この「死と生」に対するアーティストの皆様の表現の仕方がさまざまだったことが僕は非常に勉強になりました。
今回は、アーティストの作品と同じ空間で柩を展示させて頂けたお陰で、こんなに真近で作品観れることに”マジか!”と驚きとワクワクが隠しきれない私、栗原正宗でございました。
詳しくはこちらでございます↓
藝大アートプラザと作品
藝大アートプラザの素敵なところは30人以上のアーティストの作品が一度に観る事が出来ます。
アーティスト中心の展示会はあるけれども、今回のように、「生と死」に対するアーティストの皆様の作品を同時に一気見出来るのが、この藝大アートプラザの素敵なところで御座います‼️
アートと社会を繋ぐことが出来るこの藝大アートプラザというのが、熱いです!
また作品をフラッと観に来られた方々も、その場で、購入することも可能なんです!
他にもたっくさん、ございまして、色々とめっちゃ語りたいのですが…
作品の説明を聴いたり、観たりいて思ったのですが、アーティストの方が、表現をされることと、我々がモノ作りをすることの入り口がなんか似てる!って思ったりもしました。
・材料から入って、材料を生かしたデザインでの新商品を提案すること
・コンセプトから入って、デザインを作り、形にすること。
この2つは我々もモノ作りの際に良く考えることです。
アーティストの方と全く同じだとは思っていませんが、通ずるところがあるな!って思いました。
そんな流れの中で、来場された皆さんは、グルリと回って、この流れで棺が展示してあるんです!
じゃじゃん(古いですか?)
今回展示した3商品は和樂さんと一緒に制作したこちらの3点で御座います!
入棺体験をしたみなさんの話
〜2日で100名以上の方がご入棺〜
初日は内心ドキドキしながらスタート!!
すると早くも数名が来てくださいました!!
まず、ちょっと興味深かったのは、どんな流れでこの入棺に行き着いたのかを知りたくて来て頂いた方々に質問していました。
すると…
・「藝大アートプラザ」の企画展「Memento Mori」に来られた方が、その流れで入棺される方と
・そしてまれに、「入棺をしに来ました!」と来られる方も。
TwitterなどSNSを中心に来られたり、非常に様々でした。
来て頂いた方にはまず、「柩の制作までの過程の話」をしたりだとか、「柩の作り方」だとか「柩に対するイメージなど」様々な対話をしながらの入棺でした。
・怖い
・狭い
・音聞こえなくなる
・真っ暗
・無
・うーーん。どういうんだろう???
大半の方は、「無になる」って凄く良いと言って下さっていたのですが、多分、この携帯に追われて、時間に追われている人が多いのかな?とか思いました。
と言う事でそうなんです。
全く無になるんです。
MU 無 む ム
この、非日常の体験が社会からシャットダウンされた感じ!!!
俺も好きです。
本当に、いろんなキッカケで来て下さってる方々がいて、その中でも最年少は(お子様連れは除く)「棺桶に入れるって聴いてきました」という女子中学生が2名いました。
【なんで!?】
って僕は5万回ほど心の中で叫びました。
おもしれーーー!!!
不思議だ〜。
俺が中学生の時、そんなの思った事ないわーー!!
もはや自分でも一生懸命、彼女の気持ちになり切ろうって思いましたが、なかなか分かりません。
で、とにかく、写真撮影をして、感想を聞いたら、「暗かったです」とおっしゃられました。
そして
この話には続きがございまして、翌日、ご両親が来てくださいました。
えーーーー!!!めっちゃ嬉しいんですけど。
娘さんが家に帰られてどんなお話をされたかは分からないのですが、とにかく、娘さんの話を聴いて、棺に入ってみようと思って来られた方がいた事がなんとも言えない、嬉しい気持ちになりました。
END(振り返り)
と言う事で、猛烈に楽しかった2日間でした。
何度も言いますが、この企画展に参加させて頂けた事が我々にとって非常に嬉しい事でございます。
東京藝大の方、藝大アートプラザ、の皆さま、我々は非常に貴重な体験をさせて頂きました!
有難うございます。
そしてアートの作品と柩が並ぶという、この場を与えて下さった、高木編集長、誠に有難うございました。
この場があるのはまさに高木さんのおかげです。
あと、久々に、高木さんとお会い出来て共栄の4名も最高に嬉しかったです!有難うございました!
あと、サッチーさんにはずっとお手伝いから助けて頂きまして、誠に有難うございました!
素敵な偉人の名言集は最高でしたね!
ちあきさんも、お会い出来て嬉しかったです!
かわいいお土産、皆で頂きました!
最高の二日間、有難うございました。
また和樂さんと一緒にお仕事したいです!!!
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